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飽きっぽい私の読書習慣

タイトルの通りです。本が読みたい。でも疲れちゃう。
気づけば読みかけの本が部屋にあふれている・・・。
そんな人は私だけではないはず。
まずは、

全部読もうと思わない

これ結構大事だと思います。
全部読めない私はダメな子、と思わないこと。
自分を楽にしてあげましょう。
これが大前提です。

① ちょっとずつ、複数の本を同時に読む

以前は、「1冊読み終わってからでないと次の本を読まない」という呪縛が自分の中にありました。複数の本を同時に読んだら混乱しそうだし頭に入らないんじゃないかとか。
それよりも、ちょっとでも読み進めるほうがいいということにある時気づきました。たいていの本には、ページをめくる手がとまっちゃうゾーンが必ずあります。物語が停滞してたり、難しくてすぐに理解できなかったり。そんな時は気分を変えて、全然別の本にいったん行く。そして戻ってくると、案外飽きずに読めたりするものです。
結局戻らないこともよくありますが、3年後ぐらいにそういえば、と見つけて読み始めたりするから無駄にはならないのかなと思っています。

② 本を解体して薄い本にする!

某私立トップ中学の国語の先生になった大学の同期に教えてもらった方法です。
分厚い本って、読む前からしんどいですよね。
彼は、本をカッターで20ページずつぐらいに分解して、薄い本にして持ち歩いていました。軽いから通勤電車の中でも手が疲れないし、たったこれだけならすぐ読めるでしょ、その積み重ねでいつの間にか読めちゃうんだよね♪ と。
本を大事にしたい人にはおすすめしませんが、なるほどその方法があったかと当時は感心したものです。(私はもったいなくてできません笑)
①と似てますが、要はいきなりたくさんのページを読もうと思わないこと。
10分あるから今日は5ページ読もう。また明日5ページ読むか。というぐらいの気楽さが習慣化につながるのかなと思います。

③ 書きながら読む(推奨)

私はこれが一番おすすめです。
小学校の時に先生から言われて実践してよかったと思うことが2つあって、1つが読書ノートを作ること。そしてもう1つが、要約のクセをつけることです。
今は、読書するときはパソコンでメモを取りながら読みます。
たとえば文章の中で「第一に・・・第二に・・・」など出てきたら、文章を箇条書きにして整理する。段落を端的に要約して、文章の構造をシンプルに図式化する。感想とかツッコミもメモしておく。
全部やるとしんどいので、自分で覚えておきたいところだけ。
「お、いいこと言ってる。あとで何かに使お♪」という部分だけでも。
やっぱり、書くと頭に残りやすいです。一方、読み進めるには時間がかかる方法です。なぜこれをやりはじめたかというと、読んだ後すぐ内容を忘れちゃうからなんですよね笑 気になった言葉やフレーズを書き留めておくだけで、検索できるようになるので便利です。
もちろん電子書籍であればマーカーを引いたりブックマークもできますが、私は1冊ごとにワードファイルにまとめたほうが一気に内容をたどれるので便利だなと思っています。
この方法の利点は、ノートを見ればどこを読んだかがわかるので、最初から順番に読まなくていい(途中の章からでもいい)ということ。
①の方法をやる時にも役立ちます笑
ちなみに小説は、簡単に構造を取り出すことができないので、名台詞とか覚えておきたいフレーズをメモっておきます。
これもあとから結構役に立ちます。
読書ノートはジャンルごとにフォルダわけして保存します。
広報は文章を書くことも多いと思いますが、誰かの理論や言葉の引用を使うとちょっと深みが出る気がしませんか? 以前読んだ本に何か書いてあった、どの本だっけ、どこだっけ、をなくすためにも自分が読んできた知識の蓄積をいつでもたどれるようにしておくと、何かと役に立ちますよ。

結論

暇つぶしのために読む本なら、こんなことする必要ありません。
読みたくてもなかなか進まない本って、脳に負荷がかかる内容なんですよ。
負荷がかかるってことは、今までの自分の知識では咀嚼しにくい、新しい情報ということなので、理解した時に得られるものが絶対あるはず。
だから、その負荷が一気にかかるとしんどいので、逃がしながら読みましょうって話です。
全然読書家でも勉強家でもない、超飽きっぽい私のルーティンですが、誰かの参考になれば。

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