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『進撃の巨人』de心理学③


突然ですが。
わたしのイチ推しはハンジさんです。


この作品において最重要なキャラ、と
勝手に思っています。


何が重要って。

事の本質を根っこから知ろうとし
解ろうとするその姿勢は調査兵団そのものであるし、
変革の時代を支えた者の一人だからです。


ハンジさんは、たしかに変人です。

周りからやや白い目で見られてるように
言動はかなり変態寄りだし
常人には分からない発言が多い。


それはたぶん
研究者な資質ゆえだと思うけれど。


周囲からどう扱われようと
あくまでも自分自身に正直に
ありたいようにあることを選んでる。

それがハンジ・ゾエという人なんだ。


そこが好き。


何しろ、ワケわかんないだらけの巨人に対して
好意すら持っていて、
そこには理屈も理由もきっと無くて
「知りたい」「解りたい」「素晴らしい」
ただそれのみに終始している。


悲しみ、虚しさ、悔しさ、怒り、
まったく無いわけじゃないだろうけれど、それは反応としての感情とわきまえているんじゃないのかな。


だから、一時の感情の波に
呑み込まれてゆくことがない。

そういう風にわたしには見えます。


それはハンジさんだけじゃなくて、
エルヴィン団長もリヴァイ兵長も同様かな。


「人の心が無いのか」と問う者がいるが
それは間違ってるよ。

感情は生まれているに決まってる。


彼らはたぶん、
自身に生まれる感情との付き合い方を心得ている。


だからこそ、その時々の最善を選択し
集団を導くことに成功しているんだ。


この3人の内で最も感情的なのが
ハンジさんだけれど。

彼女の、感情をむき出しにする瞬間を
わたしはかわいいと思うし
とても人間らしいと感じます。


どこを切り取っても魅力的。


リヴァイ兵長の存在がデカいせいか
その印象は薄いんだけど、実は
ものすごい強いのです。

戦闘能力がめっぽう高い。


朗らかに笑いながら巨人と対峙している姿は
マジで謎に狂気って感じがするけどもww

でもそれって、裏を返すと
すげー強いから笑っていられる…っていうね。


巨人との遭遇を楽しんでいるのは
調査兵団の中でもハンジさんだけじゃないかしら。

そういうとこも、好きです。


CVの朴ろ美さんが、また味なんだよなぁ。

セリフ回しというのかな、
シリアスも変態っぷりも感情むき出しも
これがハンジ・ゾエだよねという感じ。


少年役も多い朴さんですが。
よかった、とてもいい。好きです。


そしてこれは余談ですが。。。

直属の部下のモブリットさんも大好きでしてね。ハンジさんへのツッコミが最高です。

脇役キャラもけっこうチェックしますんですよ♪


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