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まだ知らぬ人を知る喜び♪

ずっと行きたかった展覧会「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜展」
1月4日の夕方の枠でチケット予約が取れて、三菱一号館美術館へ行ってきました。

三菱一号館美術館
中庭も素敵!

まずこの美術館。行きたいと思いつつ機会を逸して行ったことがなかったんです。
なんといってもこの建物が素晴らしい!
1894年に建設した「三菱一号館」は老朽化で取り壊されましたが、当時のコンドル設計のものを復元して建てられたものです。
中庭も素敵で、そこに立つだけでテンションが上がります!

展覧会は私の好きな印象派絵画がたくさん観られるので楽しみにしていました。当然、ゴッホやモネ、ルノワールを観たかったわけですが…

撮影可能な絵画の一部
モネ、ピサロ、ゴッホ、セザンヌ
お気に入り絵画の絵葉書

鑑賞後、一番印象に残り大好きになった絵は、今まで知らなかった画家だったことに衝撃を受けました!

ドイツ印象派の画家、レッサー・ユリィ。ユダヤ系の画家で、ググってみたら知らなかったはず、これまで日本で紹介される機会があまりなかったようなのです。

それは私だけではなく、多くの美術ファンがこの展覧会でユリィに注目をすることになったようです。
実際、ユリィの絵の前で感嘆の声を漏らすのを聞いたし、ミュージアムショップではユリィの絵葉書を手にしながら観た感想を嬉々として語る声も聞きました。

「風景」レッサー・ユリィ
「冬のベルリン」レッサー・ユリィ
「夜のポツダム広場」レッサー・ユリィ
「赤い絨毯」レッサー・ユリィ

確かにそれは印象派の絵ではあるけれど、どこか違う。
モダンな感じ?アンニュイな雰囲気?うまく表現するのが難しい。とても惹きつけられて、何度か行きつ戻りつしながら鑑賞しました。

絵を貸し出したイスラエル博物館は、日本で認知度の低いユリィの絵を推したそうです。あまり知られていない画家の絵が4点も展示されるのはその推しの証かもしれませんね。
知らなかった素晴らしい画家を知る機会を得て、とっても幸せな気持ちになりました💓

展覧会主催者側としてのウリは、モネの「睡蓮」同一構図の作品群が観られる特別展示「睡蓮:水の風景連作」でしょう。こちらも素晴らしかったです。私は富士美術館の睡蓮が一番好きかな♫

「睡蓮」モネ(富士美術館 所蔵)

展覧会は1月16日までです。

外に出るとすっかり日が暮れていました。丸の内仲通りの木々にはイルミネーション✨

丸の内仲通りイルミネーション
丸の内仲通りイルミネーション
JANTJE_ONTEMBAAR
お正月飾りが可愛い💓
東京駅

その煌びやかな通りを少しお散歩。慎吾ちゃんのショップ、JANTJE_ONTEMBAARを外から眺めて帰りました😍(その日は予約来店のみ)

余談。
丸の内には素敵なレストランもたっくさんありますが、一人で入るには緊張するので(笑)夕食は池袋へ。やっぱり埼玉県民、池袋は落ち着くww

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