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episode1 名前負けしていた幼少期

自己紹介って難しいですよね。
顔も名前も知らない人に、私の人となりを伝えるのは特に。

人生の折り返し点を過ぎて、一度自叙伝的なものを書いてみたかったんです。
過去を改めて振り返ると、意外と忘れていることを思い出したり、その時に考えていたことがフラッシュバックしてきたり。
なかなか面白い作業です。

これから何回かに分けて、今の私に至る話をポツポツと書いてみようと思っています。

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私の名前は「あきこ」と言います。明るい子、と書く「明子」です。
間違いなく昭和な名前(笑) 同級生には何人もあきこがいました(≧∀≦)

のっけから話が本題から逸れますが、子供の頃はこの名前が好きではありませんでしたね。
なんとなく古臭く感じて。平凡で。
この名前を好きになったのは、多分、後のエピソードに出てくる離婚をしてからだと思います。
諸事情があって(それも後に書きます)離婚後に名字を旧姓に戻しませんでした。なので現在の名字は元夫の家の名。
公的にはもちろん使用しますが、それからは新規の友人には極力ファーストネームで呼んでもらうことにしています。
もしご縁があって再婚することになればまた名字は変わります。
不変で私そのものを表す名として、今は大事に思っています。

話を元に戻します。
幼少期から小学校低学年までは、人見知りが激しく、大人しくて、それほど明るい子ではなかったと思います。
そしてあまり自己主張できない子でしたね。
そのせいか気の強い女の子によく意地悪されました。
多分イライラしたのだと思います。何を考えてるかわからないし。
幼稚園の時も、引っ越した先で入学した小学校の時も、似たタイプの女子が意地悪してきました。

親にも言えず、ひたすら耐えていたと思います。
でもいわゆる集団でのイジメのようなものではありませんでした。仲良しの友達もいたので乗り切れたのだと思います。

転換期は小学校3年生の時。
新卒で入ってきた新任の先生との出会い。私たちのクラスの担任でした。
背が高くて男勝りな雰囲気を持った女性。
今はダメかもしれませんが、当時は私の事を大きな声で「明子!」と呼びました。手紙には「明子殿」と。とても女らしい雰囲気は感じられませんでしたね(笑)
郷ひろみが大好きで「ひろみ〜♡」なんて言っちゃう可愛らしい一面も持った方でした。
その先生の影響でどんどん明るくなっていき、発言する機会も増えていきました。きっと先生が上手に引き出してくれたのでしょうね。本当に大好きな先生でした。
結婚して郷里に戻ったと伝え聞いています。お元気にしているかなぁ…

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episode2.に続く。

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