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トルコ旅27<バンガローとオレンジ>

辿り着いたオリンポス村のお宿「Bayrams」の部屋はバンガローだ。一部屋一部屋が独立した手作り感満載の小屋である。一応、バンガローの中にはベッド、シャワー、トイレが付いている。キャンプの延長と言った感じか。

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部屋はとても質素ではあったが、驚くことにエアコンは完備されていた。10月中旬ということでエアコンを使うほど暑くはなかったが、夏は必要なのかもしれない。というのも、ここオリンポスはカッパドキアとは比較にならないくらい暖かい。むしろ少しだけ暑いとさえ感じていた。

ここの宿はオレンジの木だらけ。わさわさ実をつけている。

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早速部屋に荷物を置き、朝食を食べることにした。敷地内にある外のテーブルで、ビュッフェ式の朝食をいただく。パプリカはカットされていないものがそのまま並んでいたので、そのままボリボリと食べた。

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トルコの宿の朝食は大体どこも同じで、パン、オリーブ、チーズ、野菜、チャイである。この時はゆで卵を食べたが、スタッフに頼むとオムレツにしてくれたりもする。シンプルな朝食ではあるが、シンプルだからこそ朝にはちょうどいい。そしてチャイはやっぱりおいしい。

そしてこの宿にもいました、かわいこちゃんが。朝食を食べている横でおねだりしてくる。そして人懐こい。

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今回、なぜこのオリンポスを選んだか?というと、ホンザが私を海に連れていってあげたい!と思っていることは表面上の理由で、実はここオリンポスはロッククライミングでも知られる場所だからであろう。ロッククライミングの道具は今回は全く持参していなかったので、ホンザはとても悔やんでいるが。どんな感じか様子見してみたかった、というのが恐らくホンザの本音。それでも海に来れたのは嬉しい。実際、宿のすぐ近くでロッククライミングしている人達がいた。

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いやいや、私、こんなとこ登れないしビレイできないし。(ビレイ=下でロープを持ち、登っている人の安全確保をする人のこと)ここでクライミングできる自信は全くないので、クライミンググッズを持参していなくてよかったと密かに思っている。カッパドキアとはまた違った巨大な岩がこのエリアはたくさんあるようだ。

宿から徒歩圏内に海があるのだけど、海に行くのならオリンポスの遺跡を通らなければならないこと、そしてそのオリンポス遺跡を通るには入場カードが必要で、外国人は10回券150TLだがトルコ人は50TL(642円)だと。しかし、わざわざ外国人券で入場する必要はない。必要であれば俺がカードを買ってくるから言ってくれ、とオーナーが言ってくれていたので、オーナーに頼んでカードを買ってきてもらった。150が50になるならありがたい。お礼にチップも渡した。10回券なので一人5回海に行ける計算だ。

ということで、早速海に行くことにした。海に行く途中の別の宿の庭で、まさかのまさかの大好物の木を発見。

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ザクロでございます。ちょうどザクロのシーズンなんだろうけど、そこら中でザクロがわさわさ。私もホンザもザクロが大好物なんだけど、こりゃたまらんわ。

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オリンポス最高。そして更に進んでいくと、入場ゲートのようなところに到着。そこでカードを購入している外国人観光客を横目に、私たちは先ほど買ってきてもらったカードを取り出す。自動改札のような感じでカードをかざして、回転式のバーを抜ける。カードは1枚なので私たち2人で同じカードを利用。

これからオリンポスの遺跡を抜けて海に向かいます!









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