「風に吹かれて」(歌詩)
おれと一緒に旅しないか?
このちっぽけな地球(ほし)の
ど真ん中を二人で
目の前に広がる海の
碧さを君と知り尽くしたい
おれと一緒に旅しないか?
まだ知らないことばかりの地平線を
朝焼けに高鳴る胸の
鼓動が冒険のはじまりさ
物語がこの先に
風に吹かれて
どこまでも
あてなき道を行くのさ
明日も明後日も
人生山あり谷ありさ
気の向くまま進むだけ
今日も風に吹かれて
おれと一緒に旅しないか?
まだ生まれたての夢の芽を背中に
喪失(な)くしてはいけないものを
大人になる旅の途