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「想」(歌詩)

君に新しい朝が来る
君は新しい服を着る
君は新しい靴を履く
君は新しい旅に出る

雨に濡れたら一つの傘で
険しい道のりを往け

あの日野球場のベンチから
見つめた群像劇(ドラマ)と「泣き」「笑い」
汗が零れたグラウンドに
二人は約束を交わした

同じ校舎の同じ窓から
沈む夕日を見たよね

このまま時間(とき)を止めて
幸せになってくれ
ときには零す涙
それさえ力に変え

君のお父さんは優しくて
君のお母さんは綺麗だね
そんな二人に愛された人
君が生涯笑えるように

立ち止まるのも振り返るのも
長い旅の思い出に

二人で守るホームには
奇跡の花が咲くよ
想いを名前に託して
産声(いのち)は鳴り響くよ

君に新しい朝が来る
君は新しい服を着る
君は新しい靴を履く
君は新しい旅に出る

このまま時間(とき)を止めて
幸せになってくれ
ときには零す涙
それさえ力に変え

このまま時間(とき)は流れても
変わらぬ二人でいて
幸せになってくれ

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