そもそもなぜフリーランスになったのか 〜その1〜
ヘッダー画像の年表のように生きてきました。
一般的なレールからは少し外れているのかなと自負しています。
スロプロとしての活動。月20万ほど、合計1000万以上。
その後、貯金0円。
なんとなくで始めたブログでは、月100万。
その後、金銭トラブルで閉鎖。
成り行きで代表になった海外物販事業。
失敗からのクビで資金ショート。
広告代理業を始めるが、
取引先が訴訟され取引停止。仕事が無くなり露頭に迷う。
文章にしてみると、改めて色々な経験をしているなと思います。
今回のNOTEでは、
こんな私の経験が何か人様の役に立てばいいのではないかと、
少し私の過去をつらつらと書いていこうかなと思います。
興味があれば、少しの間だけでもお付き合いいただければ幸いです。
(書きたいことがたくさんあるので長編になると思います
たぶん30話くらいにはなるかと)
一生懸命書くので、できればすべて読んでもらいたいですが、
例えばスロットの話題とか興味ない人は飛ばしてもらえればOKです。
(気になるところだけ、つまんで読んでください笑)
(更新事に整理していきます)
それでは、お話していこうと思います。
まずは大学入学してから初めたパチスロの話題です。
このパチスロとの出会いが
「好きなことで稼ぐ(その大変さ)」
「お金はもらうのではなく、自分でつかみ取る」
というフリーランスの根底の部分を学んだ気がしています。
■大学入学~スロプロ編~
「つまらない、ああ、つまらない」
周りの友人はサークル、新歓コンパ、飲み会、合コン、バイトというようなイベントがあり楽しそうにしていますが、どこかそれを冷めた目で見ていました。
講義はつまらない。大学で楽しいこともない。
なんとなく同期に誘われて入部したバトミントン部も1ヶ月で行かなくなる始末。何も楽しいことはありませんでした。
そんな中、つまらないという心の寂しさを埋めてくれるのは唯一がギャンブル。勝った負けた、お金が増えた減っただので感じる一喜一憂がたまりません。
麻雀、パチンコ、スロット、競馬競艇なんでもやってきましたが特にパチンコスロットがたまらなく好きでした。つまらない日常をちょうどよく埋めてくれたのです。
パチンコに魅せられた学生
パチンコスロットと出会ったきっかけはサークルの先輩の紹介。
先輩のパチンコ武勇伝「この前3万勝った!」「トータルでは勝ってる!」という言葉を聞いて、勝てるのであればやってみたいなとワクワクしたものです。
先輩が言うにはパチンコは、
・朝早く並んだら勝てる
・カド台を打てば勝てる
・イベント台を打てば勝てる
(当時は規制が甘くイベントが多く開催されていた)
・素人っぽく振る舞うと勝てる(ビギナーズラック)
このような必勝パターンがあるらしく、割と簡単に勝てると聞かされました。
「そんな攻略法は知らなかった。
もしも本当ならバイトしなくてもいいし、お金に困らなくなりそうだ!
服も買えるし、ゲームも買い放題!」
と。行く前から勝った気分となり気分が高揚してきます。
私がノリノリになった所をみて、
「じゃあ、勝てるお店に連れてくよ」
さっそく次の日、車で1時間くらいのところにあるらしく先輩に車を出してもらうことに。
*1時間かけてパチンコ屋に行くなんてよくあることで
そのうち勝つために2時間かけてでも行くようになります
朝6時半時に集合し、先輩の車でまずはすき家へ。この日に集まったのは先輩と私を含めて4人。私以外の3人は皆パチンコ経験者なので、食事中はパチンコの話で盛り上がります。
「あの台は勝てる!」「あの店はダメ!遠隔してる!(お店が違反行為している)」「新台で○○という機種が出る!」「今日は勝てそうな気がする!」
と。専門用語が飛び交うせいか、私には何の話をしているのかよくわかりませんでしたが、
みんな凄く楽しそうにしているのでパチンコはすごく楽しいものなんだと。
すき家を出てからも、皆のパチンコトークは途切れることなく続きます。
パチンコ屋の非日常的な特別感
朝8時くらいにパチンコ屋に到着します。開店までまだ1時間くらいあるのに、すでにたくさん(50人くらい)の人が並んでいます。
(なんでこんなに並ぶんだろう?
やっぱり早く並んだほうが勝てるのかしら?)
疑問を先輩にぶつけてみると、並ぶことは勝つためには必須のことらしく並ばないと勝てないということみたいでした。
*そのうち、朝9時開店のお店に夜11時から並ぶようになります。
真冬の雪の中でも寝袋羽織って10時間並びます
9時開店のくらいには多分300人くらいは並んでたと思います。
その異様な光景に圧倒されたのはよく覚えています。
あれだけの行列はディズニーランドへの入場の他見たことがありませんでした。
狂気の入店
入場が始まります。異様な光景です。
店員の「走らないでください!」という怒号を無視して老若男女すべての入店者が走ります。私の10人ほど前に走って入店した40代くらいの女性は店員に抑止を振り切って走ります。「バーゲンセールかよ」というような鉄火場でした。
いざ、私たちの入場になると先に入った先輩達ももちろん走ります。
事前についてこい!と言われていたので、全速力でついていくしかありません。つまづいて転んでいる人もいます。店員は店の中央で何か叫んでいます。「治安が悪い」の一言です。
先輩についていくと、先輩が向かった先にはアニメや映画で有名な「エヴァンゲリオン」という台が。どうやらこの台が出るらしい。台に座ると先輩が台について話していますが、
パチンコ屋はめちゃくちゃうるさく、先輩の声なんてほとんど聞こえません。
「うるさいし、みんな怖い
でもここまで来たからには帰れない。絶対に勝ってやる!」
と心に誓いました。先輩からの指示通りに打ち始めていると、すぐに先輩がはしゃいでいます。すぐに当たったみたいでした。先輩のテンションは異常に高く、正直ついていけません。ハイタッチを求められ、若干恥ずかしながらもそれに応じました。
そこからものの1,2分後、プレイしていると先輩が私の台を指さしテンションをあげます。
「お前、やったな!
やっぱりビギナーズラックってあるんだな!!」
訳も分からず、大当たりを引き当てたみたい。
ビギナーズラックって本当にあるんだな
大当たりの最中は台から玉がたくさん出て、その溜まった玉を空箱に移していき、その箱が玉でいっぱいになれば店員さんを呼び、箱を交換して貰う必要があるそうです。
合計で7回大当たり。プレイした時間は1時間ほど。
「何がなんだか、分からかった…
とりあえずバタバタと忙しかった」
という印象しかなかったのであまり勝利したという実感はわかなかったのが本音でした。もう終わるという合図を店員にして出てきた玉を交換してもらい、カウンターで金景品と交換し、交換所へ持っていくと4万円が手渡されます。
使った金額1000円で1万発くらい出て4万くらい。
驚愕でした。入店してから1時間程で4万。時給4万円。これほど興奮したことは今までありませんでした。
当時、学生がバイトして稼げる金額は時給750~800円が相場。
4万円なんて稼ごうと思えばどれだけ大変なことか、そんな金額をモノの1時間で稼いでしまったのです。
なんとも言えない幸福感と充実感、高揚感に満たされていきました。
パチンコ指導してくれた先輩も勝ち、他の2人の先輩も勝ち、全員勝利。
あーパチンコって簡単なんだ
帰りに先輩たちとみんなで焼肉を食べに行き、楽しく過ごしました。
家に帰ってからもジャラジャラとした音や
玉を触る感覚、ギラギラと眩しく光る筐体が忘れられません。
あれだけ「つまらない」とぽっかり空いた気持ちが嘘のように満たさせていました。
「明日は一人で行ってみよう」ともっとプレイしたいという欲が溢れてきて、明日、駅前にある近所のパチンコに朝から行ってみようと思い、ニヤニヤしながら眠りにつきました。
続きはこちら
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?