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岡山広島を振り返る。〜その弐〜

倉敷市真備町での作業と広島呉市での作業編

昨日の続きです。倉敷に到着し到着日は移動の疲れを癒す日にしました。翌日から作業に参加。倉敷市の被害が大きかった地域は真備町に集中しているそうです。最初に作業をした拠点としても使わせてもらっているポプリさんは被害があったところとなかったところの境目くらいの場所とのこと。浸水といっても水だけ入った場合と、泥も入った場合とでは復旧作業の難易度がだいぶ違うそうです。しっかり乾かしてから蓋をしないとカビなどの原因になってしまい、体調不良の原因などにもなってしまうとのこと。
はじめに行ったのはポプリさんの屋根の洗浄です。高圧洗浄機を使って屋根に登って作業をする鹿島さん。その作業のアシスタントとしてホースなどの取り回しを見ていました。こんな感じ↓↓↓でした。

屋根の洗浄作業は午前中で終了。午後は別で作業をしていた皆さんと合流し、被災されたお宅の清掃作業です。基礎に通気口がない家だったので床板を剥がし溜まっている水を逃す穴を開けと専門的な作業でした。しっかりした作りの家でフローリングの下の板が分厚い上にそれを固定していた釘も長く、床を剥がすのにだいぶ苦労しました。バールを本気で使うのも初めてで緊張しながらの作業になりました。床を剥がした後は高圧洗浄機で床下を清掃しました。

剥がした床板はこんな感じでダンプに溜め最後に捨てに行きます。

2日目は浅井さんがひと足先に広島呉市へダンプと重機を回送しに行きました。倉敷の皆さんとの日々が充実していたのか行くのをだいぶためらっていたのが印象的でした。2日目も床剥がしなどを行い夕方からは支援物資の買い出しに。3日目はポプリさんの床剥がしの残りをしたり、買ってきた支援物資の陳列や支援物資の整理を行いました。

床を剥がす橋下さん。慣れた手つきでどんどん進んでいきます。この後、丸のこの使い方を教えてもらい初めて丸のこを使いました。

買い出ししてきた物を並べたり、あまり需要がなくなったものを片付けたり、支援物資の整理を行いました。

4日目は広島呉市へ。3日間皆さんとご一緒して慣れも出始めていた頃。行きの車中でも前日と同じようなテンションでしたが、作業を始める直前に現場の地区でまだ行方不明の方がいますと言われ、緊張感が出ました。呉市の小屋浦地区は行った時点で手がまわっていないところが多くあり、重機での作業がほとんどでした。私はゴミまとめやスコップでの手作業で土砂の掻き出しを行いました。

浅井さんが回送したダンプや重機も活躍していました。

きめ細やかな操作をする浅井さん↑↑↑。
現地に行ってみて、まだまだ人手が必要だと感じました。

浅井さんはそのまま残り、翌日倉敷に帰ってくることに。作業が終わると私は倉敷から来た皆さんと一緒に帰りました。呉で活動していたLOHASの内田さんも倉敷に行くことになり帰りの車中が一層賑やかになりました。ベースに戻った脚で鹿島さんが帰られました。入れ替わりで田尻さんという方が来ておりベースは相変わらず賑やかでした。

5日目も倉敷市真備町で活動。ポプリさんの近所のお宅の床と壁を剥がし、床下の掃除を行いました。作業をしていると浅井さんが元気に広島から帰還。現場が明るくなりました。

初めて壁も剥がしました。

5日目で作業が終わりの予定だったので西岡さんが産廃がまとめられている場所へのゴミ出しに連れて行ってくれました。

翌日は、帰るだけの予定でしたが、家具や家電などの物資が届き急遽、運ぶことになりました。ベースを貸してくれている原田さんが借りられる空き家を探してくださり、そこへ搬入しました。搬入先検討中の図↓↓↓。

最終日に一緒だった皆さん。

搬入を終えてみんなで昼食を取り、浅井さんと帰路へ。暑さのせいもあり記憶が曖昧な部分もありますが滞在期間はだいたいこんな感じで作業のお手伝いをしてきました。

広島に行ったときにLOHASの代表の井出さんとお話しをする機会があり、その中で、岩手の祖母宅の車庫でじっとしている私が乗っていた自家用車を使っていただけることになりました。有効的に活用してもらえる方法が見つかりほっとしています。
なので車を回送するため今月中に再度、岡山広島へ行ってきます。近々またpolcaを始めたいと思いますので、ご支援して頂ける方はぜひよろしくお願いします。

ということで次回はその他編。食べたものとかにしようと思っています。続く。

#日記 #写真 #西日本豪雨 #倉敷市 #真備町 #広島県 #呉市 #小屋浦 #災害支援

サポートは被災地の支援活動の費用にさせていただきます。