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すごくエンジンがかかった話

イラレとフォトショを勉強して、仕事の幅を広げたかったので、以前から何とかしてできるようにならねばと思ってた。
html,cssコーディングやwebマーケはネット上でもわかりやすい記事を書いてる方がたくさんいて(サルワカとテックアカデミーには特にお世話になった。超わかりやすい!)独学しやすかったんだけど、イラレ・フォトショはネットでは情報量が少なくて限界があった。

ネットの仕事をしているから、以前からアビバの広告がうるさかったのと、リンモチ(リンクアンドモチベーション、アビバの会社)は、最終面接までいって、入るかギリギリまで迷っていた会社だったので、その様子を見ることを理由に、足を運んだ。

結果から言うと、教材や講師の質が悪すぎて、「よくこんなわかりにくい教材作れるな」ってくらい分かりにくくて、何なら教える気なくて、「「他人に頼らないで自分でやる!」」と強くやる気が入った瞬間だった。

あんまり悪口言いたくないけど、教材は、マラソンのタイムを上げるために図解体育を読むような違和感(こんなんやっても上手にならないだろうな…)漂う内容だったし、とにかくすごく受講料が高かった。進度も遅いし。
でも周りを見渡したら、年配の方が多かったから、対象は私じゃないんだなとも思った。
逆に年配の方は、私みたいに本気で「仕事にしたい!」って熱込めているというよりかは、習い事感覚だろうし、居場所のひとつにも見えたので、それはそれでその人達には良いのかもなと思った。

でも、久しぶりに外出て、そういうサービスを受けてみて、すっごく学びが多かった。
まず、リンモチは私が辞めた会社とすごく雰囲気が似ているから、自分の会社員時代を客観視できた。営業する際の、社員さんの口調とか話し方とか勧め方とか、全部気になってしまった。多分同い年の新卒1年目だけど、「会社居たら私もこうなってたな感」があった。

最近、仕事の進捗が遅いから、自分の状態に自信なくなってたけど、会社員を目の当たりにして、とにかく「辞めて良かったな」と思った。

確実に私は前進してる。自分で模索しながら毎日がんばってるし、進歩してる。会社続けてたら、こうなってたと思うと、私は今の私のキャリアで良かったなと思う。会社員を否定するわけではなく、会社員としての自分よりフリーランスで頑張る自分で良かったなという気持ち。

あと、人生ではじめて、「ちゃんと」断ることができた。今までは、たとえイヤでもなんとなくズルズル断っていて、脱毛とか美容サロンとか、レコメンドをキッパリ断ることがすごく苦手だった。でも「教材がわかりにくかったです」と言えるようになったし、多分受付の人も「この人はウチのお客さんじゃないな、サービスの対象じゃないな」と思ってくれた。(嫌な顔してたけど、しつこく営業されなかった。)
声あげないより意見してやめた方が会社の為にも確実に良い。サイレントクレーマーになるより、ちゃんと意見言えた方がお互いにとって良いよね。個人的にこういうコミュニケーションは、ほんっっとニガテだったから、結構嬉しかったかも。

あと、帰路にその足で、イラレに関する書籍を購入したんだけど、本の安さと質の高さを実感した。アビバの授業料は、大学と同じくらい。数ヶ月通うとあっという間に数十万。教科書ペラッペラなのに三千円。
私が買った本は、二千円でプロになれる。
超すごい。安いし、質が半端なく良い。彼が本を書いているから、本を執筆する力量ってどんなものか知ってるし、そのエネルギーでこの安さは、使わなきゃなと思った。

これだけ収穫があったら、アビバありがとうってなる。アビバみたいなインターネット教室のサービスの実態を知れたし、自分の気持ちも固まったし、覚悟できたから、結果すごく良かった。私には合わなかったけど。教えられると萎えちゃうから。自分で学びたい。

でもそんなこんなで、とても価値ある時間過ごせたし、九月も一瞬だろうから、気合い入れてがんばるぞ!


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