朝日新聞が報道した「平和よみがえる南京」の写真特集。⑭(日本軍による虐殺などなかった証明)を紹介します。
南京市民三千数百人の旗行列
南京自治委員会の準備会は、南京陥落後わずか 十日目の十二月二十三日に開かれ、委員長に陶錫 山(とうしゃくさん)が選出された。陶委員長は即日声明を発表した が、それによると、
①日本軍の入城により治安は回 復した。
②我々は速やかな南京の復興と民生の安 定を願う。
③そのためには抗日・容共の不良分子 を一掃して、日本との連繋の下に復興を図る、
と 述べている。
すなわち国際委員会の管理から離れ て、南京を市民の自治制の下におくことがその狙 いだという。
自治委員会の結成式は一月三日である。
陥落か ら丁度三週間目だ。安全区に避難していた三千余 の市民が日の丸と五色旗をかざしてそれを祝福し たのである。
「五色旗」とは北支の糞東政権が採択した新し いシナの国旗である。
二月二十四日の読売新聞は、三面中央に5段ヌキ通し見出しで「南京に 自治委員会/ 明朗政権・近 く成立式」と 大書きし、委員 長および副委 員長二名、委 員八名の氏名 と、陶委員長 の声明全文を 報道し、南京 の治安回復状態を伝えている。
さらに、一月三日の南京市民三千余名の旗行 列を取材した同盟通信によると、「祝成立南京自 治委員會」の横断幕を先頭に、市民は手に手に 日の丸の旗や五色旗をかざして「萬歲!(ワンスイ) 萬 歳!(ワンズイ)」と連呼して、中山路の式典会場の鼓樓を 取りまき、子供たちは爆竹を鳴らして喜んだと、 南京の全市民をあげての歓喜・感動のもようを伝えている。
「南京虐殺」などなかった決定的な証拠である。
例のジョン・ラーベの日記には「市民が大量の 旗を作成している」描写はあるが、市民三千数 百名の旗行列で、自治委員会の成立を祝福した記 述は一行もない。何が「南京の真実」かといい たい。
虐殺の街にこんな現象など絶対に起きない。
(終り)
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朝日新聞が報道した『平和甦る南京』の写真特集
著者:田中正明 ( p、31~32 )
※ 深田先生から本の紹介の了解を得ています。
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