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「京都・智積院の名宝」展。長谷川等伯、久蔵の障壁画が素晴らしかった!!

年の瀬ですが、六本木のサントリー美術館で開かれている「京都・智積院(ちしゃくいん)の名宝」展に行ってきました。年末ということで、混んでいなくて、じっくり鑑賞できて大満足でした。
パンフレットの説明では・・
【京都の東山に建つ智積院は、弘法大師空海から始まる真言宗智山派の総本山で、全国に末寺約三千を擁します。その創建は興教大師覚鑁(かくばん)の法統を受け継ぎ、後に隆盛を極めた紀伊国根来寺(ねごろじ)山内で、室町時代中期に建立された塔頭寺院に遡ります。
天正年間には豊臣秀吉政権の下で一旦衰退しますが、その後、徳川家康の寄進を受け、江戸時代初期には現在の地に再興を遂げました。この地には元々、秀吉の夭折した息子・鶴松の菩提を弔うために建てられた祥雲寺があり、長谷川等伯と息子・久蔵らが描いた名高い金碧障壁画群も、智積院による手厚い保護を受けて、今日まで大切に守り伝えられてきました】
とありました。

私は今まで、けっこうたくさんの展覧会の絵画を観ましたが、この長谷川等伯と久蔵の障壁画は、感動を超えた胸の震えがありました。
私、今まで観た中で一番好きかもしれない。
パンフレットに「抒情と荘厳」とあるように、その優美、荘厳、豪華、そして、デザイン性の素晴らしさ。
日本には、天からきたとしか思えない素晴らしい芸術家というか、神人合一のような人、そんな精神と技術を持った人が、綺羅星の如く存在したのだろうと思うと、そして、それらの作品が大切に守られて、現在の私たちが観ることができると思うと、感謝の気持ちきりありません。

最近、曜変天目茶碗も、長谷川等伯・久蔵の障壁画も見れて、私は人生の終盤に、至高の豊かな芸術と、それらを作った人の心まで感じることができて、本当に幸せを感じます。

さて、このサントリー美術館は六本木のミッドタウンの中にあるけれど、たまに行くミッドタウンは、いつも本当に美しくて、心が幸せになります。日本は美しいよねえ。
一応、ミッドタウンの周辺の写真をUPします。

ツリーもありました。音楽が鳴るたびに、金属の筒の側面が動くのよね。
おしゃれねえ。

エレべーターの空間にもツリーの金属片の吊り飾りがゆらゆら・・。

私はいつもこの棚の写真を撮るのよ、素敵だから。

この日は、車の展示会もやっていた、高そうな車ねえ。

すぐ隣に、スケートリンクがあって、若い人は元気ね。


年末は音楽会に行きました。チケットを友人に貰っちゃったのよww。

松戸・森のホール21は初めて行きました。
新八柱駅というところで下車です。
大きな公園の中にあるから、次は公園を散策してこようかしら。

大きな建物ね。
演奏中は写真はダメだから、皆が席に着いたところまでです。

演奏会の前の急いでの軽食レストランの窓から見える景色もいいわね。

そうそう、我が家のクリスマスは、年々飾りを出すのが億劫になって、
小さなタペストリーと、人形だけです。
今年は、皆さん風邪などで、我が家での集まりもなくなったしね。

今年は日本は安倍元首相の暗殺という、歴史に残る偉大な人を亡くしたという悲惨な激動の年になりました。けれど、その悲劇、無念を無駄にすることなく、皆が、安倍元総理が願った美しい国を実現する決意をしなければならないとつくづくと思わされます。
皆様、今年は大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。



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