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朝日新聞が報道した「平和よみがえる南京」の写真特集。⑥(日本軍による虐殺などなかった証明)を紹介します。



日本人の創作・脚色による”南京大屠殺紀念館”
 
 これまで見てきたように、朝日新聞は、昭和四 十六年以降は気でも狂ったのではないかと思われ るほど、南京に大虐殺が「あった! あった!」 と煽りたてた。教科書に「南京大虐殺」が載るよ うになったのも、昭和五十年からである。その頃 になると、朝日に次いで毎日やNHKなど日本のマスコミや、時代におもねる学者、文化人、教育者がこれに追随し、今日みる反日・自虐的な教科書まで作ってしまった。

 日教組のごときは、南京大虐殺をアウシュヴィッツの大虐殺と、広島・長崎の原爆による大量殺戮とならべて、教育の三大重点項目とし、これ を明記している教科書を選べ、と指導しているほどである。

 昭和六十二年、南京事件五十周年を期して、南 京郊外の江東門に「侵華日軍南京大屠殺紀念館」 が建設された。そして入口正面に、中国語・英 語・日本語で、「三〇万遭難者」と大書してある。

 この「紀念館」の創設を進言したのは、日本社会 党の某委員長であるといわれ、資金は総評が出し たと言われている。さらに、「紀念館」の中に飾 られた写真の多くは、日本から持ち出されたもの である。ガラスケースの中に入れられた大量の人 骨は、本多記者の言う、「万人坑」や「死体橋」 から発掘されたものではなくて (だいたいそんな ものは初めから存在していない)、近くの新河鎮の戦闘で戦死した中国兵の遺骨や、文化革命の犠牲者の遺骨である。

 「紀念館」建設の前後には本多・洞・藤原氏ら、例の虐殺派の「南京事件を考得る会」のメンバーが揃って訪中しており、開館式には日本の総評代表二名が参加している。
 
 極端な表現を許してもらうならば、南京戦に参 加していない中共政府には、南京事件の史料など ありようはずはなく、結局、日本人が創作し、日 本人の脚色・演出によるシロモノ。

 しかも、中日 友好協会の孫平化会長いわく、「三十万虐殺は政 治的に決まっている事実だ。そのために”紀念館 ”を建ててある。日中共同調査のプロジェクトな ど受けいれる余地などない」と、日本側の提案を 峻拒したという。 (丹羽春喜・京都産業大教授著「孫平化氏と の激論三時間」―「正論」昭和6年7月号)。

 「紀念館」の建 設によって三十万虐殺は、あった、なかったの問 題ではなく、もはや今日では、政治的に決定をみ ている事件だ、と、うそぶくのである。
  朝日新聞の広岡社長の「中国の立場を重視し、中国の言いなりに無理をも通した」結果が、ついにここまできてしまったのである。
 
 

   朝日新聞が報道した『平和甦る南京』の写真特集
             著者:田中正明  ( p、12~13 )

    ※ 深田先生から本の紹介の了解を得ています。


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