風の強い日のハキリアリ
ハキリアリと言えば、葉っぱを切って巣に運び、巣の中できのこを栽培して食べている、という面白いアリです。
エクアドルのアマゾンで見たことがあるので、てっきりアマゾンのような場所に生息しているのかと思いきや、普通に街中に住んでいます。
歩道をちらちらと緑が横切っていたり、逆に草の生えている場所に道ができていたら、ハキリアリの通り道。
歩道の植え込みをまたぐ長い列がありました。
巣の周りにも葉っぱはあるのに、わざわざ離れた植え込みから切り取って、運んでいます。
葉以外にも、散らばっているヤシの種や木の木片を運んでいるアリもいます。
中にはこんなに太い丸太を!
拡大!よく見ると・・・。
体の表面はとげとげ!刺さったら痛そう。
わざわざ角材を乗り越えて運ぶところがかっこいいですね。
こちらも拡大。この真剣な表情。
こちらはこんな岩に(本当は小石だけど)引き上げようとしているところ。
なんとこちらは、岩と岩の間で股割しながら木片を持ち上げています。
すごすぎるので、拡大。がんばれ!
この方は、木片をがっちり噛んだまま風でよろけてしまい、なんと逆立ちしてしまっています。
必死にもがいています。顎が抜けなかったらどうしよう。
観察していると、葉っぱは決まった場所から切り出してきますが、木片はいろいろなところから運んできているようです。
木片を運んでいるのは頭が大きくて強そうな力持ちアリ。
こんなに大きな枝にも挑戦。
トラックを引っ張ろうとしている人みたいです。
実際の大きさは日本にいる普通の蟻くらいです。
目が離せません。
怪しまれないように買い物のついでに観察するのが楽しみです。
ありがとうございました。
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