アルゼンチンの弁当

お久し振りです。弁当についてちょろっと。

なぜだか弁当文化は日本が進んでて弁当箱も日本のが機能的だと思いこんでいたんですが、多分それは海外の映画で見る子どもたちが紙袋にりんごとサンドイッチみたいな簡単な食べ物を持っていくのを見て、外国は弁当箱ないと誤解してしまってたからかもしれません。

確かに日本のお弁当は、普通の食事とも違ってやたらと少ないおかずが何種類も入ってるイメージがあって特殊です。内容も見た目も凝っていて、弁当に特化した本もたくさんありますね。

子どもたちの学校は、学校の食堂で給食を食べる子、家から持っていく子、近所の契約したお家で手作りご飯を食べさせてもらったりお弁当を作ってもらったりする子いろいろ。中学生からはさらに個人で外に食べに行ったり、uberを頼むこともできるらしく、多様です。

ですが、わりと食事に重きを置いている文化なので、昼休みの時間も長いし、簡単に済ませるという感じではなく、量もしっかり食べるため魚釣りかな?って感じのクーラーボックスも持っている子も珍しくありません。

冬は保温のためにお弁当をこういうバッグに入れる

そもそも普段からマテと水筒を抱えて飲みながら歩くくらいなので、飲食の荷物は面倒と思わないのかも。

日本と似た感じ

日本の弁当箱は、コンパクトとか漏れないところが進化してるけれど、アルゼンチンのはいかに家で食べるご飯をそのまま持っていけるかという感じの弁当箱です。

こんなのも

アルゼンチンでは、買うものも家から持っていくものも「vianda」といいますが、日本の「弁当」が便利なこと、好都合なことが語源であるのに対して、vianda はvivir (生きる)から来ているらしく、そこからも目的の違いが感じられます。

わりとシンプルでよい


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