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秋田県が「空き家相談センター」の開設断念という記事を読んで。

このタイトルを見て、なにっ、なんでっ?てことで記事を読んでみました。
途中から会員登録しないと見れないので、会員登録までして読みました。

秋田県が空き家相談センターの開設断念 市町村ニーズと業務にずれ|秋田魁新報電子版 (sakigake.jp)

以前、センター開設に向けて協議会を立ち上げるという記事を見ていたので、ここで断念とはどういうことか。
空き家相談ワンストップ対応へ 県、24年めどにセンター設立|秋田魁新報電子版 (sakigake.jp)

記事によると、県の想定しているサービスと市町村のニーズのずれということらしいです。

県の想定は、センターに寄せられた情報を基に市町村や宅建業団体、解体工事業協会などと連携して活用や処分を円滑に進めることでした。

一方、市町村は倒壊などの危険性が高い、管理不全の物件への対処を重視していることに対し、県は一般的な相談対応にとどまるという対応のずれ。
しかし本当のところ県への負担金の問題があるようです。

空き家管理士協会でもこれまで多くの相談会を行ってきましたが、相談内容は様々。いろんな専門家の意見が必要なこともありますが、結局のところ費用の面で行き詰ってしまうことが多いです。

今回のセンター断念は、国の方針である民泊を含めたインバウンドに対する空き家活用を進めたい県と、まだまだ足元にたくさんある、補助金を使ってでも解体しないといけない、空き家の除却を進めたい市町村の、お金を巡る考え方の違いといったところでしょうか?

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