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空き家に関する意識調査に変化が・・・。

空き家の所有者の多くが、相続に伴い空き家所有者になるケースですが、今、団塊の世代から団塊ジュニアのへの相続が進んでいます。

解体工事の一括見積もりWebサービス「クラッソーネ」を運営するクラッソーネが行った、空き家を所有する30歳以上の男女1053人に対する「空き家に関する意識調査」によると、空き家活用に関する所有者の意識が少しづつ変わってきているようです。

活用に関して、居住用やセカンドハウスなど、自分で利活用を考えている人が増えてきているのです。

アンケートによると、「自分や家族が居住したい」が37.2%、「別荘・セカンドハウス利用」が36.2%と、多くの方が自分で積極的に利活用を考えているようです。

また以前、「貸したい」41.5%、「売却したい」36.1%、「自分や家族が居住したい」29.6% がトップ3だったのに対し、今回のアンケートでは「自分や家族が居住したい」37.2%、「別荘・セカンドハウス利用」36.2%、「貸したい」35.6%と空き家の活用に関し、収入を得ることよりも、自らの利用を考えている人が増えてきているのも興味深いです。

自ら活用を考えている理由についても、約半数が「愛着があり手放したくない」「地域貢献したい」といった意見を持っており、地域に関する意識の高さも感じられますね。

これらの変化は、急激なライフスタイルの変化や働き方の変化、価値観の変化によるものです。

現在2拠点生活を実行していたり、考えている人が約1割くらいですが、2拠点生活がもう少し一般的になると、完全な空き家というものが減り、空き家率や空き家数なんかは問題にならなくなるんでしょうね。

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