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中学生から取材を受けました

先日、当団体のホームページを通じて、中学生の男子生徒から問い合わせをいただきました。
メールでの取材申込みでした。

社会科の授業で都市部の空き家問題について調べていて、それについての当団体の取組みについて取材したいとのことでした。

若い人が空き家問題に関心を持ってくれるのはとてもうれしいことなので、喜んで引き受けることにしました。

メールを見ると学校名が書いてあったのですが、都内でも有数の進学校でした。
さすが、生徒に与える課題が素晴らしいな、と感じさせられました。


なぜ私たちを?

わざわざ足を運んでもらうのも悪いと思い、ZOOMでの取材となりました。
事前に質問をいただき、それに答えるという形式で進めました。

とても気になっていたのが、この課題の調査をするにあたり、なぜ私たちを選んだのかという点でした。

お尋ねしてみると、クラスメートは不動産屋さんに取材に行ったとのことでした。
空き家は不動産なので、という中学生らしいシンプルな発想があったようです。

では、「なぜ〇〇くんは私たちNPOにしたんですか?」と質問したところ、ネットで私たちのことを取り上げた新聞記事を見つけ、それを読んだ上で私たちのサイトを見て、とても分かりやすかったので取材を申し込んだとのことでした。

この記事とのことでした

中学生ですから、大人のような「ヨイショ」はないでしょうから、素直に褒め言葉として受け止めました。
思いがけない、とてもうれしい言葉でした。


中学生の視点

私たちのホームページをよく見てくれていて、取材対応が私(当団体代表)であり、私の本業が行政書士なので、「なぜ行政書士が空き家問題に取り組んでいるのか?」という素朴な疑問や、「NPOに相談に来る空き家というのは、価値の低いどうしようもない物件なのか?」といった鋭い突っ込みもありました。

「さすがZ世代だな」と感心しました。(この言葉の使い方、合ってますかね?)
このような若い人たちが空き家問題について現場レベルで得られる情報に精通してくださるなら、将来、すばらしい解決策の提示や、その実行をしてくださることを期待できるかな、と思いました。

約30分で取材が終わりました。
必要と思われる情報が得られたとのことで、レポートが書けそうだと言ってくれました。

これからも、中学生のような若い人にも伝わるような情報発信をしていこうと思いも新たにできた出来事でした。