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「見あたらない」(詩)

遠くへ行くような気がして
はるか上を見上げた
澄んで高い青の先は
どこにも届かないはずだ
流れ落ちる雫が
冷たくなっていくのは
葬いに似ているけれど
これはただの分離に過ぎない
雲は見つからなかった
これは孤独だろうと
私は白い息を送り出した

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