「みどり」(詩)
食べきれるだけのキャベツを切った
私が
きゅうりを齧ると
河童に見えるらしい
と、子に知らされる
そうか 河童か
泳ぎに行ったら
是非 またきゅうりを齧ってみせよう
準備だ
楽しむための心づもり
私の生きるは
光に 星の 芯で 島は 雨を
満たされて
夜にひたされる
噛み砕かれるキャベツ
私の血は
いまだ
ちっとも鮮やかに茂らない
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食べきれるだけのキャベツを切った
私が
きゅうりを齧ると
河童に見えるらしい
と、子に知らされる
そうか 河童か
泳ぎに行ったら
是非 またきゅうりを齧ってみせよう
準備だ
楽しむための心づもり
私の生きるは
光に 星の 芯で 島は 雨を
満たされて
夜にひたされる
噛み砕かれるキャベツ
私の血は
いまだ
ちっとも鮮やかに茂らない
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