「お上品」(詩)

お上品に自分を責めても 仕方ない

魚の尾ひれを追いかけて
水の流れを 道とおぼえたって
溜め込まれた器の中
放される日を信じては
大粒の雨を縫い付けた
スカーフから スカートから ひらめかせる

大きな息を吐く側が 
気を回さずに内側を乱す

私の腕の中で 吐かないで

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