「耳を信じる」(詩)
わたしはわたしが猥雑なものであることを
識っている
わたしはわたしが悪事を平気な様子で
眺めているのを観た
わたしはわたしが言い様の無い不安を
食べ続けているのを見上げる
わたしはわたしに裂かれる尊いものたちに
泣くべきではない
思いを運んではならない
外にはつよい風が吹く
それでも あなたはわたしに立つと言う
わたしの耳を信じ 言葉と成って
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わたしはわたしが猥雑なものであることを
識っている
わたしはわたしが悪事を平気な様子で
眺めているのを観た
わたしはわたしが言い様の無い不安を
食べ続けているのを見上げる
わたしはわたしに裂かれる尊いものたちに
泣くべきではない
思いを運んではならない
外にはつよい風が吹く
それでも あなたはわたしに立つと言う
わたしの耳を信じ 言葉と成って
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