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日記エッセイ『便座って、消耗品ですか?』#6(2022/4/10)

1.必要に迫られての〇〇〇掃除

いや、あのね。タイトルと紐づけたい意図はまったくないんだけどね。
9日の秋月家の朝はトイレ掃除からはじまった。8日から9日の夜更けにうちの妹家族が突然やってくるというのだ。早めに伝えておいてくれたら掃除でもなんでも調整が効くのだけれどなにぶん妹家族もなにかと忙しいひとたちでどうも、うちに”癒し”を求めに来るらしい。

 家族の中には、喘息もちが居たりするので、しっかり空気清浄機なども清掃しておくし、掃除機掛けも入念に行わなくてはならない。ほんと、もうちょっとだけ早く、来ることがわかっていればなぁ、まぁ普段掃除もろくにしていない”ツケ”なのはわかっているつもり。

 色々街で買い物などもしたいけど、田舎の我が家からコロナで戦々恐々としている市街地にのそのそと顔を出すのも勇気がいるので、Amazonとメルカリで買い物をする。それ以外の普段買うような生活必需品は近所のスーパーで調達する。
 お寿司をスーパーで調達、その他通販で買ったのは、近頃ベストアルバムも廃盤になってしまい割とどれもプレミアになっている元”わらべ”の倉沢淳美さん関連の中古EPレコード『優しくてもサヨナラ』をメルカリで買った。Amazonでは、これからの夏を想いアイリスオーヤマ製のタワー型扇風機、しょこたんこと中川翔子さんの写真集を”おもわず”予約。

2.自分たちだけのおつかれさん会。

 …話はずれるが、9日にスーパーで買った寿司をめぐるお話。我が家には”月例秋月家お疲れさん会”がある。私の給金が出たら、家族への感謝をこめて食べたいものをうーんと食べさせてあげる会なのである。
 もちろん、日ごろ家族内で料理を食べさせてもらっていないわけではないのだが、この日ばかりはお寿司にお肉と普段よりかはちょっぴり奮発して家族のわが家への貢献をねぎらうのがこの数か月からの慣例となっている。
 一般的な会社員からみたら、それはそれは簡素で、質素で、申し訳なさ程度だがそれでも家族への気持ちを表したく、自分の勝手でそうさせていただいている。  
 それ以外のお金は申し訳ないが割と自由に使わせてもらっているのだが、今回は来月の母の日を繰り上げ、何が欲しいか聞いても遠慮がちな母にちょっぴり高いシャンプーとコンディショナーを贈った。

 さぁ話を戻そう。そんなこんなで癒しを求める家族に応じていたところ、
それをうらやましく思った(?)妹家族が来ることになったということなのだ。ものを食べさせたり、ものを送ったりするのが癒しというわけではそもそも論として違うのだけど、妹としてはその”おつかれさん”感とも言おうか、妹からはこんなに頑張っているんだから”労をねぎらってほしい”という気持ちがありありと見えた(勘違い?)。
 いや~、子育てってたいへんだものね。俺は子供を望んでいたけど、
恋愛をしたくてもできない事情もあり、体質的にも子供が望めないので、
そういう幸せは妹夫妻に”まかせている”(もちろん俺としては不本意だけどそういう妬みはしあわせを生まないからまかせているだけの話)。

3.おまえ、直球だな(笑)

 10日は、某有名チェーンのフライドチキンを振る舞いながら、仕事に子育てに多忙な妹家族をねぎらった。甥はまだ幼いからそういう事情をご存じないわけだよ。だから悪意がなく不意に「伯父さんはなぜ結婚しないの?」って心底グサーっと来ることを聞いてきたりするんだよね。まぁ結婚がすべてではないし、今の時代結婚して家庭を築く形がスタンダードとも思わないけど、正直、憧れたよね…。
 世間一般から見た”普通”の”しあわせのかたち”。それって幸せなんかな、
って最近になって疑問に感じ始めて。
 年齢的なことやいわゆる社会的・経済的スペックがものすんごく低い自分にとって所帯を持つことがとっても難しいわけで…。悔しいけど、もうそろそろ理想から現実を見ることをしないとな、っていう社会的に最後の年齢に差し掛かっている。現実は厳しいけど、いいほうにころがらないかな。

ふぅ。まだ見ぬ未来はどうなっていくことやら。

そう未来の自分や周囲の環境に想いを馳せてこの記事を書いている。
TM NETWORKの『Gift From FANKS』から『Alive』を聴きながら。

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