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月20冊本を読む理科大生の『良書の選び方』

花粉症でムズムズする季節になってきました。中学生の時に、母親の花粉症を生意気にも煽ってたら、翌年に自分もかかりました。神様は見てます。

前回のnoteを書いてからの数日で、「もっと分かりやすくできたな」とか「内容の薄いアフェリエイトブログや商材じみてないかな」とかの後悔疑念に苛まれてますが、僕は元気です。

最近、プライベートでもtwitterのDMでも「どうやっていい本を選んでるんですか?」と聞かれることがちょいちょいありました。なので今日のnoteはいつもと趣向を変えて、僕なりの本の選び方について書こうかなと思います。

それでは今日もよろしくお願いします。うぇいよ〜〜〜。

そもそも良書ってなんやねん

僕はこの24年間の間にちょこちょこ引越しをしてるんですけど、その土地に住みだすと一瞬で方言が移ります。東京に行くとフラットに戻って、地元帰ると伊予弁が少し蘇って、大阪で関西弁になります。

0歳ばぶー(東京)→4歳(愛媛)→18歳(神奈川)→19歳(大阪)→22歳(東京で2ヶ月アルバイトして大阪)→23歳(愛媛に帰省して半年後東京)

地元(愛媛)の話を人にすると、次に話す時には大体愛知に間違われます。そんな都会じゃないです。蜜柑しかありません。

さて、皆さんは本を買うときの基準とかってありますでしょうか?小説でもビジネス書でも、表紙買いする人もいれば、中身を少し見て決める人もいると思います。最初に断っておきますが、選び方は人それぞれですし、それぞれが好きな楽しみ方で楽しめばいいと思ってます。娯楽ですからね。

僕にとっての良書の基準は「誰にでもオススメできる」本です。(もちろん学術書や参考書などは除きます)

これは"子供"にも勧めることができる本のことを指します。それぐらい分かりやすい本という意味ではないです。「(専門的な人を除いて)誰が読んでも学びがある本」と言い換えてもいいかもしれません。

ありがたいことに、僕のフォロワーさんの中には、お子さんがいる主婦の方がそこそこいらっしゃいます。昨今は子供向けという言葉をあまり聞かなくなった気がしますが、子供って大人が思ってる以上に賢いです。大人が読むような本でも結構読めちゃったりします。物事の分別がまだ曖昧で知識に偏りが出ると思われるかもしれませんが、それはそれでいいんです。最初の一歩は大人でもそんなもんです。

余談ですが、プログラマー界隈では度々こんな図が出てきます。

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子供に限らず、その世界の一部を知っただけで全部を理解した気持ちになることってあると思います。別に悪いことじゃないです。僕だってあります。

でも、僕らは自分たちが意識をしてなくても、日々たくさんの情報に触れて意思決定をしています。これは有名な話ですが、僕らが一日にする意思決定の量は最低でも70回を超えます。これは子供でも同じです。責任の所在がそこにないだけです。

話を戻すと、仮に子供向けじゃないと親御さんが思ったとしても、専門的な物でなければ、友人や家族に勧めるのと同じように、子供にも勧められるってことです。

もちろん、中には少し難しい良書もあります。最近だとベストセラーになったユヴァル・ノア・ハラリ氏の「サピエンス全史」や岩波文庫の白帯などは難しめですが、いい本が多い印象です。

ただ、難しくても本当にいい本は僕に限らず、誰かがネットで解説したりしていますし、前述した「サピエンス全史」なんかは漫画もあったりします。岩波文庫に関しても、他の出版社が分かりやすいものを出してたりしてます。

そして、この章で一番伝えたいことなのですが、大賢者になろうと思わなくていいんです。書店でテーマごとに本が並んであったら、その中でなるべく柔らかい順に試し読みしていくことをオススメします。途中で挫折してしまったら意味ありませんからね(。・ω・。)ノ♡

「まえがき」とIndex

本を買う際、僕はほとんど書店で書います。学校やご飯に行くついでだったり、空港での待ち時間だったり。amazonもいいんですけど、書店だと試し読みし放題なので(*´༥`*)

僕はビジネス書だと、ほぼ必ず試し読みをします。ここで、個人的にオススメしたいのが「まえがき」と気になった章を"一つだけ"さらっと読むことです。当たり前すぎますよね、すいません。

「まえがき」に関しては読まれない方の方が多いと思ったので、追記しておくと「まえがき」には大抵、著者さんがその本を書くにあたったキッカケや、想いが綴られています。今日僕が書いてるnoteもそうです。著者さんの熱意がわかるとまでは言いませんが、いい本は「まえがき」だけで引き込まれることが多いです。

さらに「まえがき」は著者さんが対象にしたい読者層を明確にしていることも多いです。「○○で苦しんでる貴方にこそ読んで欲しい」みたいな感じですね。自分がその対象だったら、自然と目次の中にも気になるタイトルがあるはずです。

全部を吸収しようとしなくていい

ここまで書いてきて今更なんですが、このままだと当たり前すぎることだけ言って中身ペラペラなので、ここからは僕なりの読書術...っていうほど大した物でもないんですけど、本の読み方を簡単にお話しようと思います。

タイトルにも書きましたが、僕は一冊の本から全ての内容や知識を吸収しなくてもいいと思っています。というのも、本当にいい本は内容が濃すぎるあまり一周読んだだけでは、とてもじゃないですが全部は拾えません...。受験勉強と同じです。でも、余程面白くない限り2周3周と読まないですよね?読むハードルも高くなってしまいます。

なので、僕は一つでも、その本を読んで何かを得れたならそれで十分だと考えるようにしています。

加えて、さっきは挫折したら意味ないとか言いましたが、むしろ自分にとって有益な本じゃないなと判断したら途中で読むのをやめた方がいいです。たまに自分もやります。

頑張って読もう読もうとするのは、真面目ですし素敵なことだと思います。広い視野で見れば、結果的に何かを得ることもあると思います。でも、やる気のないまま読んでも吸収率は落ちますし、読むスピードも落ちます。少し厳しめに書くと(頑張り屋さんの読者さん、いると思うけれどゴメンね。)目的と手段が逆転している可能性が高いです。

これは本に限った話ではありませんが、何かを購入する時はそれなりに何かの目的や期待があって買うと思います。しかし、その目的や期待に添えないと分かりつつも、それに時間を使うのは本末転倒です...。貴方の時間の方が何倍も貴重ですから、つまらないと思ったら損切りしましょう。

コラム:Kindleとリアルの本の使い分け

Kindleに限らず電子書籍全般に言えることですが、どちらもメリットデメリットがあります。電子書籍は部屋の面積を取りませんし持ち運びは楽ですが、積読になりがちですし書き込んだりするのも難しいです。

僕は特にミステリー小説なんかはまず電子書籍では買いません。ミステリーは話の中で伏線やヒントが散りばめられていることも面白さの要素の一つだと思ってるので、読んでる途中で前に戻ったりしたくなるんですよね。しかし、電子書籍だと読み返しが多いのは少しめんどくさく感じます...。

逆に電子書籍は無料のラインナップがあったり、プライム会員かつKindle端末を持っている方に関しては毎月かなり広いラインナップから無料で一冊読むことができます。また、電子版の方がそもそもの本の値段が安いです。

本当に良し悪しあるので、生活スタイルに合わせてお好みで選ぶといいと思います。あと最近耳にすることが多くなったオーディオブックですが、散歩とかが日課な人には最適だと思います。人間は歩いている時が一番集中力が高まりますからね(˙꒳​˙ )

終わりに

今回は割と軽めに仕上げようと思っていたのですが、なんだかんだでいつも通りな分量になっちゃいました。 

noteで書評というか本の解説以外の記事を書いたのは初めてだったので、いつもと比べて内容が薄くなっていないか心配ですが、需要があれば今後も質問やリクエストを元に記事化するので、お気軽にコメントやDMください。

それでは本日も、ここまで読んでくれてありがとうございました。


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