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調子乗ってフォロワーをネットナンパしたらゴリゴリのヤンキーが出てきた話

これは、ネットで作品への愛を発信したことでオタク人生が最高に楽しくなった僕が、「オタクってこんなに楽しいんだぞ!!」ということを発信するnoteになっています。

やってきたことの概要はここにまとめているので、
よかったら見てみてください!↓

23歳彼女なし引きこもりオタクがたった1年で陽キャよりリア充になった話

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前回の記事で書いたように、大学4年の夏の終わり、「何かしよう」と思って好きな作品への愛や考察をTwitterで発信したら、意外と反響があってテンション上がったところからの続きです。

Twitterで発信し、その想いや愛に共感してもらえたことで、僕はもっとその作品が好きになると同時に、だんだんオンラインでのコミュニケーションでは満足できなくなってきました。

他のファンとリアルで会って熱く語り合いたい

その情動が抑えきれなくなってきたある週末。
用事があって秋葉に向かう電車の中でいつものようにTwitterをいじっていたら、最近リプのやりとりをしていたTさんというフォロワーさんが、

「アキバなう」
と呟いているじゃありませんか。

自分は秋葉に向かっている。フォロワーのTさんも秋葉にいる。
「だったら会わない理由はないのでは…?」と思ったわけです。

気がつけばその人に「僕も今秋葉向かってるのでよかったら会いませんか?」とダイレクトメッセージを送っていました。

冷静になれば、完全に熱量の行き過ぎたやっかいオタクそのものだったので、逆の立場だったら会うの悩むというか若干引くかもしれないのですが、その時の僕は気にしませんでした。

意外にもあっさりTさんから「いいですよ!」と言ってもらえたので、ウキウキと待ち合わせ場所に向かいました。でも向かう途中でだんだん冷静になってきて

「あれ、これネットナンパじゃね?」
「ネットの人と会うのとか初めてだけど、怖い人だったらどうしよ」

と急に不安になってきました。
そしてその不安は見事的中したのです…

歩いている間にダイレクトメッセージで「つきました!」ときていたので、先にその人がいるのは間違いありません。

でもその待ち合わせ場所にはオタクっぽい人がいませんでした。いたのは

1. スーツを来たサラリーマン風の人
2. 白Tシャツを着た高校生くらいの人
3. ロン毛にサングラスかけてうんこ座りしてる柄の悪いヤンキー風の人

「どうか、どうか3番目以外の人であってくれ…」と祈りつつも、スマホいじってるのその人しかいない…

恐る恐るメッセージで「着きました!」と連絡すると、すっと立ち上がったのはそのヤンキー。

僕「は、はじめまして、○○です」
T  「おっす、Tです。どっか入りましょうか」

正直帰ろうかと思いました。。。

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秋葉のドトールに入って、注文済ませて

T  「で、いつからこの作品好きなの?」
僕「割と初期のほうからです…Tさんは?」
T  「んー3,4年くらい前かな」
僕「あー、そうなんですね…」

あまり会話が盛り上がらない…不安になっていた時、

僕「Tさんはこの作品結構好きなんですか?」
T  「いやめっちゃ好きだよ!こんな面白い作品あるんだと衝撃だった」
僕「…!?わかります!!」

ここから会話の流れは変わっていきました。

見た目だけでは話合うか非常に不安だったけど、冷静になればこの人も同じ作品が好きなオタクなわけで、その魅力についての話になれば当然お互い火がつくわけです!!

そこからはお互いヒートアップして、どこのシーンがいいだの、もっと評価されるべきだの、140文字に収められない思いをあれこれ語り続け、気付けばあっという間に3時間経っていました。とにかく楽しかったです!

同じ熱量のファンと熱く語り合う、自分がやりたかったのはこれだ!!

と確信した瞬間でした。

現実の周りの世界では出会えなかった人とTwitterを介して合うことができ、好きな作品について語り合える時代。技術の進歩に感謝!

なぜこんな楽しいことをもっと早くからやってこなかったんだろうと後悔しました。その想いこそが、この後に色んなことに手を出す原動力になっていったわけです…

「オタクならヤンキーでも仲良くなれる」

これもその時の学びになりました笑

次回に続く!

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オタクを全力で公表したら、リアル澤村・スペンサー・英梨々に出会った話


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