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近くにある、しあわせ

先にネタバレすると、ヘッダーの画像は、なんばパークスで撮影したプルメリアである。

人にお見せすると100パー

「わあ!きれい。ハワイ?」

と、言われる奇跡の一枚である。

「ロケ地、まさかのなんばパークス」

って言うと、だいたい、驚かれるし、ウケる。

持ちネタ画像である。

写真に詳しい人に、なんで普通のスマホで、こんなに綺麗にハワイっぽく撮れたのかきいてみた。すると、

1.背景に葉っぱの濃い緑があり、白い花とのコントラストが強くなった。

2.太陽に背を向けているが、陰にならずに、花に太陽が当たった状態で撮れたので、よりくっきりした。

これら2つの条件が重なり、ハワイっぽく撮れた可能性があるという。

コントラストは大事で、桜の花など淡い色の花を撮影する時は、晴れた日の朝に、北の空に向かって撮影すると、空の青が濃いので、きれいに撮れるのだと教えてもらった。それ以来、桜を撮影する時は、北を向いて撮るようにしている。

実は、わたしは今まで、1回しかハワイに行ったことがない。

見た目が日に焼けててアレなんで、毎年3回は行ってるんじゃないかと思われているフシがある。

「天国のように美しいビーチ」と言われるカイルアビーチに行った時、たしかにきれいだなと思った。

でも、いつも行く、伊勢の海も、とてもきれいなのだ。今は、ここもまだ、行かないけれど。そのうちに。

世界的に感染症が流行している今、たぶん、観光目的で遠くへ出かけることは、しばらく難しいだろうと思う。

海外に行くことは楽しい。でも、近くも同じくらい、楽しい。

まず、近くで色々やってみて、それから、ジワジワでもいいんじゃないかと思う。

密猟とか、温暖化による干ばつと森林伐採の悪循環により、本来出会わない動物と、人が進出していって、交わりができ、新型のウイルスが流行しやすくなっているのではないかという記事を読んだ。

人が、遠くのものまで手を伸ばし、安く買いたたき、過剰に持ち、使い切れず捨てるくらいなら、腹7分目くらいに抑え、正当な対価を払うことのほうが、いいのではないか。

マスクや消毒用アルコールが手に入らない日常を経験し、医療機関に防護具がなかなか届かないことをニュースで見て、不安になったりもした。

今は、いつもある、が当たり前にならないほうが、豊かなのではないかと、考えるようになった。

ないから、大切にする。ないから、あるように努力する。多すぎず、少なすぎずが、いいのではないか。

もちろん、医療機関の防護具は、少し、多めのほうがいいかもしれない。多少、お金がかかっても、安定して手に入るほうが、医療従事者の人の身を守れるだろうと思う。

わたしたちの暮らしでは、野菜は、庭で作ったのを食べたり、地元産のものを買ったり、旬のものを食べたり、日常に口にするものは、なるべく、近いところで手配するのがいいんとちゃうかな。実際、新鮮な野菜はおいしい。

もし、遠くの人が作ったものを食べたり使ったりするとき、それが、不当に安かったり、品質が悪いものだったりしないかどうか、見抜く目を養っていきたいと思う。

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