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ジャケットのえり型4つを解説【デキる男は使いこなす】

こんにちは。アキスケです。

ここ何年かでスーツやジャケットを着るメンズが
多くなったと思いませんか?

特にカジュアルで定番化した感じがあります。
例えば、
カジュアルライクなスーツに、
カットソー(今の季節ならニット)
足元はスニーカー。というスタイル…
よく見かけませんか?

今では本当にいろんな種類の品物が
市場には存在するようになって、
皆さんそれぞれに着こなしを楽しんでいます。

でも、いろんな種類があるなかで
それぞれの違いがもたらす効果って
意外と知られていないのでは?

そこで今回はとりわけ
ジャケットのえりの型に注目して、

最もよく見る形を4型、
・特徴と
・見た目に与える印象
を踏まえてそれぞれとりあげます。

特に「見た目に与える印象」は覚えておくと
商品選びや上手なコーディネートに
直結します
のでぜひ参考にしてみてください。

取り上げるのは以下の4つの型です。
そのあと、解説していきます。
■ノッチドラペル
■ピークドラペル
■ノーカラー
■ショールカラー

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ノッチドラペル

いちばん良く見る型で「普通襟」とも呼ばれます。

シャープでスッキリした印象を与える襟型です。
また、広く認知されていることからくる安心感もあるといえます。

シーンとしては、ビジネスから冠婚葬祭まで幅広く活用できます。
流行に左右されることがなく、どんなシーンでも活躍します。

「迷った時はこれ!」的な存在です。
ちなみに、ノッチは、「V字の切り込み」を意味します。

※見た目の印象を左右する要素として、
 ゴージラインというものや、
 ラペル幅も大切ですけれど
 難解になるので今回は省きまーす。

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ピークドラペル

下襟、つまり、えりの下側の三角のところ(伝われ!)が
上を向いていて、ピーク(山頂)のような形に
なっていることから、ついた名称です。

華やかで、威厳ある雰囲気をあたえてくれます。

タキシードなどのフォーマルスーツに見られる型です。
結婚式や式典でよく目にするはずです。

華やかな場所には適した仕様である反面、
ビジネスでは避けた方がいい型といえます。

ピークドラペルよりも先端のとんがりが控えめな
「セミピークドラペル」というえり型もあります。
ピークドラペルよりも、華やかな印象がおさえられ、
フォーマルでもビジネスでも使いやすいラペルです。

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ノーカラー

近年のカジュアルのジャケットの中でも
特に見かけることが多くなったのがこの型です。

襟(衿)がないジャケットをそう呼びます。

すっきりした印象 (ぽく言うと、ミニマルな印象)
えり付きのジャケットより柔らかい印象になります。


メンズではここ数年で出てきた感じですけど
ウィメンズでは割と一般的なえり型です。
そのことからユニセックスな印象もあります。

首回りがすっきりしているぶん
ハイネックやタートルネックのインナーと
相性が非常にいいのも特徴です。

どーでもいいひそひそ話
ノーカラー・ジャケットは日本での呼び名で、
本来はカラーレス・ジャケットと呼ぶようですっ

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ショールカラー

ショール(肩掛け)をかけたときのような形から
この名前がついています。
うん、メンズはあまりピンとこないかもw
または、「ヘチマ・カラー」とも呼ばれます。
エリの形がヘチマに似ている、ということからきています。
こっちのほうがわかりますかね。

曲線が柔らかな印象を与えます。
また、正統なタキシードに用いられる型で
クラシカルな印象もあたえてくれます。

他にも、カーディガンでよく見るえり型です。
ざっくりと編まれたショールカラーのカーディガンを
着ている男性からは柔らかさや優しい印象を受けます。

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まとめ

ここまで4つのえり型を紹介しました。
他にもいくつかありますけど、
まずはこのあたりを押さえておけば十分です。

おさらいすると、

■ノッチドラペル
 シャープでスッキリした印象。
 認知度NO.1 迷ったときはこれ
■ピークドラペル
 山頂をイメージさせる形
 華やかな印象で結婚式や式典に適している
■ノーカラー
 すっきりした印象。だって「ノー」だからw
 ハイネックやタートルネックと相性◎
■ショールカラー
 曲線が柔らかな印象
 純然たるタキシードでも使われる→クラシックな印象

以上になります。

お手持ちのジャケットの着こなし、
もしくはこれからのお買い物の参考にして、
デキる男になっちゃいましょう、

それでは、また!

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