トゥレット症候群を巡る、

こんにちは、秋助です。
今回は『トゥレット症候群』について真面目に書こうかなと思います。

なお、今回は途中から有料記事になります。トゥレット症候群について認識が広まってくれるなら全編無料でも良かったのですが、悪い意味で興味本位な人達に茶化されると、困ってしまうし悲しいので制限を付けさせていただきました。どうか、ご了承ください。

なお私はトゥレット症候群を患っていますが、お医者さんや専門家ではないので、この記事では「トゥレット症候群の治し方」ではなく、単に私が生きてきて自分がどう思ったのか。どう付き合ってきたのか。相手からどんな風に思われたか。実体験を綴る記事となっております。

目次
1.トゥレット症候群とは
2.トゥレット症候群の発症
3.周囲からの反応
4.トゥレット症候群との付き合い方

1.トゥレット症候群とは
みなさんはトゥレット症候群についてご存知ですか? チックという「突発的で、不規則な、体の一部の速い動きや発声を繰り返す」状態が1年以上にわたって続く障害のことです。有名人で言えばビートたけしさんが肩を揺らしたり顔をしかめたりするのが有名ですね。私自信がトゥレット症候群なので、とても有名な方と同じということでだいぶ勇気をもらえました。

発症原因がはっきりとわかっていません。脳内の神経伝達物質にトラブルがあったり、ストレスや疲労で悪化することもあるそうです。高音で「んっ」と声が出る音声チックやジャンプやまばたきをする運動チックに分けられます。

トゥレット症候群の約半数が18歳までに症状の消失。または予後は良いとされていますが、18歳を過ぎた今でも私はまだトゥレット症候群が続いています。同じ症状がずっと続いているというわけではなく、いくつかの症状が消えて、いくつかの症状が生まれてといったことを繰り返しています。

2.トゥレット症候群の発症
前章でも書きましたがトゥレット症候群は発症原因がはっきりとわかっていません。事実、私が小学3年生のころには気づいたら発症していました。何度もまばたきをしたり、しかめっ面をしたり、首を左右に振ったり、その場で何度もジャンプを繰り返したり、体がビクッと跳ねたり。

当時はマンションの2階に住んでいたので、1階の老夫婦には大変迷惑をかけました。優しいことに「元気いっぱいなのはいいこと」みたいなことを言ってくれたので良かったです。考えてみれば、そこで怒られて抑圧されて余計に酷くなる可能性もあったわけなので、そこは本当に老夫婦に感謝だなと。

ストレスの原因を今になって探ってみたら、担任だったヒステリックおばさんの抑圧や、同級生からアトピーを理由に「菌が移る」などいじめを受けていて、思えばそのころから小学校に行かなくなって、このころから症状が出てきたのかなー、と。

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改めまして、秋助です。主にnoteでは小説、脚本、ツイノベ、短歌、エッセイを記事にしています。同人音声やフリーゲームのシナリオ、オリジナル小説や脚本の執筆依頼はこちらでお願いします→https://profile.coconala.com/users/1646652