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コーチングメソッド②知られざるトラブルが起きたときの必勝法〜魔法の言葉〜

たとえば、ケンカなどのトラブルが起きた時、親であるあなたはどう対応していますか?兄弟ゲンカ、よく起きますよね?どうしていますか?


相手の言い分を聞いて裁定する、違います。相手の表情まで見て裁定する、違います。

話をとことん聞いて裁定する、違います。

上の子の方や、力の強い方をまず注意する、それも違います。


トラブルになっている子供たち同士は、何を望んでいるのか。まず話を聞いてほしい。それは合っている。その後は?


大人に解決までしてほしい?でも、子供目線のケンカで、大人から見た解釈が子供にぴったりいく可能性は?本当に、大人から見た解決法で、子供は納得するの?


痛い経験ある方、たくさんいるのではないか。せっかく解決してあげたのに、納得してない、片方の形を持った、不公平だ、ずるいなど、子供に言われた経験ある人、多いのではないか。


そうなった時、ほとんどの場合「あなたの言う事はわがままだ」とか、あの子は聞き分けの悪い子だなどと烙印をしたりするのではないか。


では、納得いかなかったことを主張する子は、本当に、わがままで、聞き分けの悪い子なのだろうか。それが、我が子の場合も、本気でそのように思えるだろうか。


本当は、親の皆さんも、どこかで違和感を感じているのではないだろうかー。


その違和感が大事だ。本当はこんな子じゃないはずだ。なんでこんなことになったのか。私はいつから我が子を信じられなくなったのか。


何がこの子を、我が子をこうさせたのか。


答えはシンプルです。そのトラブルの対応です。最初の問いに戻ります。あなたは、ケンカなどのトラブルが起きた時、どう対応していますか?


相手の言い分を聞いて裁定する、違います。相手の表情まで見て裁定する、違います。

話をとことん聞いて裁定する、違います。

上の子の方や、力の強い方をまず注意する、それも違います。


もうそろそろ気づいたのではないか。そう、すべて最終決断を大人がしているのだ。

これは誰の問題?子供同士の問題だったはずだ。それなら解決しなくちゃいけないのはだれ?当然子供だ。そしたら、答えも子供が出さなくてはいけないはずだ。なので、上の間違った判断は、下のようになる。


相手の言い分を聞いて「子供が判断する」

相手の表情まで見て「子供が判断する」

話をとことん聞いて「子供が判断する」

上の子の方や、力の強い方をまず注意する、それも違います。→ ×

となるのだ。


人は、自分で判断したことを、まず自分で疑いはしない。自分の中では納得して、判断するのだ。だから、自分で判断することが大事なのだ。他の人に判断してもらうと、それがたとえ親でも違和感を持つ。


ただし、自分で判断するまでに、やはり手立てがないとそれはできない。できるようにするための「言葉がけ」が必要なのだ。


では、その言葉とは、この後は、本気で、我が子に「トラブルに自分で対応する力をつけさせたい」と思っている形だけ見ることをオススメする。


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