篠笛を、伝統を、吹き続ける
福島県双葉郡大熊町の仕事を選んで、東京から福島に移住したのが2014年。
私が笛の師匠に出会ったのも2014年。復興支援員コミュニティ支援の仕事について、すぐだったな。彼は大熊町夫沢の神楽の笛を吹く人だった。
神楽の笛を吹いて欲しくて、何度もお願いに行った。断られても楽しかったなぁ、大好きな人。
2014年の秋には、夫沢の神楽が震災後初めて披露されて、その日の夜は興奮してなかなか寝付けなかったのを今もすごく覚えてる。
彼に教えてもらった夫沢の神楽のフレーズを毎朝吹いている。
私も吹きたい!とはじめて教えてもらったときは、全く音がでなくて怒られたっけなぁ 笑
夫沢の神楽と、熊川の盆踊り。この二つがきっかけで吹き始めた篠笛。続けていられるのは、大熊町の他の地区の大先輩たちも、快く笛を教えてくれて、そして、私に笛を吹く機会を何度もくれたから。
さて、今年の夏は櫓の上で吹けるかな。吹きたいな。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?