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⛩️わたしと神社とさんぽ⛩️


⛩️神様の名前が難しすぎる件。


ほんとに、その一言に尽きます 笑。
難しすぎるんですよね・・神様のお名前・・もう頭も呂律も回らない。
いまでも神社参拝時に由緒書を見ても混乱することしばしば。

きっとみなさんも、文字の難しさになんとなーく流し見して参拝に進んでいることと思います。でも、実はこの難しい神様たちのお話はとても面白く、ギリシャ神話ならぬ日本神話なので、物語として解いていくと頭に入りやすく、さらに皆さんが参拝されているその神社の建てられた土地の意味もちゃんとあるので、物語の背景を知って神社に参拝するとなかなか意味深く楽しい。いわゆる聖地巡礼、推し活ですね。
私の推し神社は、また追々お話しいたします笑。

そもそも、なぜ私が神社を巡るようになったのかというと、この難しい名前がきっかけ。はじめは天照大御神(あまてらすおおみかみ)又の名を天照大日孁尊(あまてらすおおひるめのみこと)さまの名前の字面が綺麗すぎて調べたら、出てくる出てくる難しいお名前の神様たちたちたちたち・・・。

「どんだけ神様いるよ」って名前を調べていくうちに、気づいたらこれまた難しい古事記という世界に迷い込んでしまって・・・それはそれは見たこともない漢字と聞いたこともない言い回しが渦巻くトルネードのど真ん中・・難しすぎて脳内キャパオーバー迷い道くねくねしながらも、それなら百聞は一見に如かず画文一致で覚えようと思いたち、神様たちの誕生の地へ向かったのがはじまりです。

実は筆者、美術大学出身でして、もともと古美術研究に少し足を突っ込んでいたこともあり、神社仏閣の造りや古美術なんかにも少し触れていたりていて、もともと興味はありました。そういうこともあり、神社仏閣は昔から縁があったので入りやすい世界でした。
神社へはもともと氏神さま(同じ地域に住む人々が信仰する神道の神様)への参拝は節目にはかならず詣っていたのですが、まさかこんな楽しい趣味になるとは思いもよらぬ事で、何も考えずに神頼みをしてた頃の自分に色々物申したい・・笑。

昨今は神社ブームなので、少しでも多くのひとがこの難しい神様たちの名前に親近感をもってもらい、神社(Real)と神話(Imaginary)が繋がった視点で参拝してもらえると更に神社という場所が興味深く面白くなるので、その楽しさのお手伝いが少しでもできたら嬉しいです。

⛩️スピリチャル効果?それより神社は古代人の想いのミルフィーユ。


神社といえば、世間ではパワースポットと言われていますね。
わたしもパワースポットという言葉に弱いので、ついついその観点で友人と神社に参拝することもあります・・。霊能力は否定しないです、信じています。人間の未知なる能力は計り知れない!!!
しかしながら私にはシックスセンス的特殊能力は備わっていないので、パワースポットで金運だの恋愛運だのパワーをもらったかどうかはわからないのですが、その神社の先人の「気」はとても感じています。

たとえば日本の代表とする神社「伊勢神宮」。
今から約2000年前に創建されたとされています。創建されてから2000年もの間、人々が敬い大切にしてきた想いがその土地その神社にチャージされ続けているわけです。祝詞や式たりなど後世に引き継がれ、事大事に積み重なってできた2000年級の超賜物なのです。それはもう先人の想いのパワーが宿った場所「聖地」なわけですよ。神社境内にある大木たちを見るといつも思います「年輪はどれだけ重なってるの?大きすぎて異世界に飛んじゃった感‥」。大木たちを見れば一目瞭然で歴史を実感できます。

先人お想いの積み重ね、果てしない年月の積み重ねが蓄積パワーとなって、その土地に行くだけでその「気」に触れられて今のわたしたちにもお裾分けしてくれているのだろうな〜と私は感じています。パワースポット=金運アップ、恋愛アップ・仕事運アップ等々言われてますが、まずは先人たちの想いを感じること、そしてなぜその神社にその神様が祀られているかの理由と想い。それがわかって初めてパワースポットの真髄に触れることができるんじゃないかとなんじゃないかと私は考えます。

何が言いたいのかというと、わたしの記事にはあまりスピリチュアルな要素は出てこないということです。前にも書いた通り、私にはシックスセンスのチャクラが開いてないので「あの神社にいけば〇〇運UPですよ〜」とか言わないです笑。ただ、その神社を紹介する上で神さまたちの祀られている意味ゆえに、「商売繁盛を司る神様だからご利益もらえるかも」とか「五穀豊穣を司るからご利益あるかも」とかはいいます。それはその想いが何百年何千年と積み重なってきた力だし、その神社の意味でもあるので。
その視点で見ていただけたら幸いです。


⛩️これからの進め方と想い


「なぜ神社巡りを始めたか」そして「わたしが伝えたいこと」を書いてきましたが、今後の進め方をいろいろ考えていまして。
当初は、古事記をイラスト踏まえて紐解きをストーリー的に書いていこうかなって思ったんですが、せっかく今まで「聖地巡り」してきて写真もあるし、すばらしい神社紹介もしたいということもあったので、神社を基軸に、その神社の御祭神を古事記をもとにイラストと共に紹介したいと思います。
(これで難しい名前もここをきっかけに乗り越えられるようになれれば!)

書いていくうちに、方向性がズレたり、わたしの勝手な妄想と解釈でストーリー仕立てになることもあると思いますが、どうぞ優しい目で見守っていただけると幸いです。実のところ、わたしも書きながら追い勉強することもあるので、自分のためのNOTEでもあるんですよね笑。


この連載で、神社の意味の深さと日本の神話の面白さがひとりでも多くのひとに伝わって、みなさんが神社に行く時の役に立つ事を願って。


あきさんぽ

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