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Wasatch Front 100_2021_まだ終わっていない 1/3

この文章は、永く書かせていただいているネペンテス公式サイトのコラムに書かせて頂いております。

https://nepenthes.co.jp/column/akira_yamada/wasatch100_2021_not-finish-yet/

2019年9月に初挑戦をしたユタ州ワサッチ山脈にて行われる山岳100マイルトレイルランニングレース ワサッチフロント100へ、2021年9月10日に2度目のチャレンジをしてきました。
そのレースへの行程と結果、心情を細かく書いていきたいと思います。

ネペンテスインプリントIssue15(https://nepenthes.co.jp/topics/article-972/)では僕の趣味としてのトレイルランニングを紹介していただいております。もしチャンスがあればそちらも読んでいただけたら幸いです。ネペンテス店舗もしくは蔦屋各店舗、青山ブックセンターなどの本屋でも扱っているようです。

それでは少し長くなりますがお付き合いください。

準備:

2019年大会では70マイル地点で制限時間に間に合わず、DNFをしました。
レース序盤で怪我をしていたので、今思えば最善の判断だったと自分には言い聞かせていますが、内心はすごく悔しかったです。
その気持ちを晴らすため、2020年大会にも申し込みましたが、コロナ禍でレース自体が中止。
感染による世の中の環境が厳しい中、ギリギリまでトレーニングは続けていましたが大会キャンセルが決まり、その後はだいぶ気が抜けてしまって、2020年年末、21年初春ぐらいまではトレーニングを詰め込まなかった気がします。

2021年春がやってきて、マフェトン理論に基づいたトレーニングをベースに負荷をつけたり、時間をできる限り増やしたり、自宅周辺にある数少ない傾斜のついた道、階段や丘、坂の登り降りをリピートしまくる事で、登りに対する抵抗をつけるようにトレーニングを行いました。
僕の住む東海岸には、ユタにあるような高所高山がなく、高度順応するのが最大の難点でした。街にも低酸素室などはなく本当に困りました。

エンデュランスアスリートトレイナーで有名なJason Koopさんのポッドキャスト(https://podcasts.apple.com/us/podcast/koopcast/id1489494447?i=1000507695854)にて高度順応について話していました。それによると、10日以上前に現地入りして順応させるか、現地に直前に入って体が高所に気づく前に走り出すかの二択と言っていたので、僕は色々な状況から後者を選びました。

この方法が通用するかは謎でしたが、、。

ワサッチ100は8時間のボランティアトレイルワークが出場条件に求められます。今年はコロナ禍でこれは免除されていましたが、僕は毎日のように走っていたブルックリン、プロスペクトパークの清掃や整備、ペンキ塗りなどをしてボランティアワークを行いました。

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合計8個のドロップバック、色々試行錯誤して、詰めたが次回に改善の余地あり。

今回は補給用のジェル(https://myspringenergy.com/collections/spring-energy-products/products/canaberry)をなるべく天然素材のものにしたのと、カロリーが入ったエナジードリンク(https://www.tailwindnutrition.com/shop/)を常時使用しました。
どちらも味も良く体にとり入れやすかったです。
ジェル特有の極度な甘ったるさはあまりないですので、おすすめです。
後半、胃がムカムカしてきた中でもカロリー入りのエナジードリンクは普通に飲めました。
ぜひ試してみてください。

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この数年使っているギアと靴

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氷を入れるための手ぬぐいは暑い山を走る際に相当役立ちます。

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今回は完璧に足を守ってくれたHoka One OneのSpeed Goat4

Wasatch Front 100_2021_まだ終わっていない 2/3へ続く。

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