朝起きたての豆ひき
この時期の朝は、季節の変わり目のアレルギーで寝起きの体が重い、ついでに言うと瞼も重い。そんな状態でもやかんにフィルターウォーターを入れて火にかける。お湯が沸くまでにコーヒー豆をグラインダーで自分好みのサイズに挽く。朝イチはマグカップに一気にたくさん飲めるフレンチプレストでざっくり淹れている。フレンチプレスの良いところは、豆の量と挽き方の好みを探り当てれば、大体同じ様にいつでも誰でも淹れれる気がする。
世界がこんな状況になり、朝からコーヒースタンドやカフェに行ってコーヒーを飲むってことがほぼ無くなったこの1年。昔から朝は自分で淹れたコーヒーを飲んでいたが、昼食後まで自分で挿れている時があると、なんだか考え深い。
以前は手で回すタイプと簡易電動グラインダーで豆を挽いていたが、パンデミックの初めにしっかりした電動グラインダーを新調した。
いろいろリサーチした結果、アメリカンブランドのBaratzaに決めた。デザインも構造もシンプルで低速でしっかり豆を挽いてくれそうだったのが決め手です。間違い無く僕の2020年のベストバイはBaratza になるでしょう。こんだけ毎日使ったものは、携帯とBaratzaとカメラくらいではないでしょうか。
挽き具合にムラはなく、飲みおわりに今まであった雑味が減った。地味に嬉しい。
パンデミックでNYは自宅待機、隔離時期が3ヶ月以上ありました。今までだったらお店や、カフェでコーヒー豆を買っていたのですが、レストラン、カフェ、小売店などが軒並み潰れたり、オーダーを減らしたり無くしたりする中で、コーヒーロースターも他の分野と同じく配送ビジネスにしっかり参入してきたのです。ある一定の量を買うと郵送料無料や初めから郵送料無料などのWEBショップを利用して、みっちりいろいろなコーヒー豆を試してみました。著名なロースターから全く知らないけど評価の良い店など本当にたくさんの種類を試した結果、10年以上前から利用していて、このパンデミックでNYC、マンハッタンとブルックリンに合った直営カフェを閉店してしまった、NY州IthacaにあるGimme Coffeeに落ち着いた。以前から直営店で豆を買っていたのだが、豆のフレッシュさがまちまちで残り物を買わされているような気がしていたのだが、直接オーダーするようになったら配送日にローストしたものを毎回送ってくれるようになった。もちろん豆の質も良いし、味も香りも自分の飲み方にはとてもあっている気がする。彼らが作るブレンド豆もクオリティーが高い。それ以外にもCounter Culture CoffeeとCafe Grumpy あとはStumptown coffee Rosterも味に変化が欲しい時に頼むようにしている。
フレンチプレスに挽いたコーヒーを入れ、お湯を上まで入れたあと、1分後にスプーンで優しく混ぜる。そこから約3分間後に蓋を押し込む。それで完成。
至ってシンプル。もちろんコーヒーをムラしたりってこともしたら良いのかもしれないのですが、寝起きの僕はそこは無視している。
僕はミルクをしっかり淹れて飲むので、オーガニックホールミルクか最近はおいしいオートミルクが出回っているので使ってみたりしている。
アメリカの家には大抵一個はある大きいサイズのマグカップでガブガブ飲むコーヒーは最高の朝のルーティン。
一杯飲むと、さあ、今日も頑張ろうと自分の中で闘志がチョットだけ燃える、気がする。
豆のローストの仕方を選ばないとフレンチプレストで飲むには自分には濃すぎる豆もあるので好みのローストの仕方、豆を選ぶのには少し時間がかかりますが、ぴったりハマるものがあれば美味しい一杯が待っています。
これからはBialettiのMoka Expressを使って、アイスコーヒーの時期ですね。
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