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読書家の「本の選び方」

最近は少し滞っているが、自称読書家である私の、本の選び方・買い方を紹介したい。



読書家の「本の選び方」

あなたは本を読む時、どんな選び方をするのだろうか?

私の場合、好きな作家の本や、映画化した作品の原作、はたまたTVで話題になった人物の著書といった観点から読む本を選ぶことが多い。

しかしこれら以外にも、興味を持った分野の入門書や、過去の名作等々、幅広く読みあさっている。

年間50冊を目標に、時には同時に2、3冊の本を読むこともあった。

しかし最近は特に資格の勉強やnote の投稿という予定が入り、すっかり読む速度が落ちてしまった。

それでも人より本に触れることが多いと自称する。

そんな私の本の選び方というか、失敗しない買い方を紹介したい。



1 好きな作家の作品を読む

あたりまえの選び方だが、誰でもファンの作家がいるはず。

私の場合は東野圭吾など。

きっかけは福山雅治主演のTVドラマ、「ガリレオ」を思い出す。

しかしこれが原因となった訳ではない。

同じく阿部寛主演のTVドラマ「新参者」にハマった。

そこで原作者について調べると、「ガリレオ」と同じことがわかり、その才能に驚かさた。

以後それら2つのシリーズはもちろん、他の作品も読み、今では目が離せない作家であり、大ファンである

先日、「私の読書術」についても投稿した。

この方法を参考に、本の登場人物に声優や俳優を当てはめて、イメージしながら読む。

すると頭の中で、実際はあり得ない役者の共演があったりと、物語にリアリティーな抑揚がつき、まさに作品を120%楽しめる

ぜひオススメである。

何にしても、好きな作家が多いことは読書の楽しみがそれだけ増える。

私の様にTVや映画の原作から入るのも手である。

以前上司で、それも東大出身の読書家がこんなことを言っていた。

「本をTVや映画化しても、原作を超える作品はない」

私としても、なかなか「核心を突いた意見」だなと思い、強く印象に残っている。

よって、TVや映画を観て内容が分かっていても、原作を読む価値は十分と言える。

気に入った作品ならなおよい。

より深く、作品の良さがわかると自覚している。

だが、長く本を読んでいると、ごくまれだが、TVや映画が「原作を超えたのでは!?」と思える作品に出逢うことも。



2 人気の本を読む

TVなどで話題の人物の著書や、Amazonや楽天などのランキングで人気の高い本を読む。

これもありがちだが、今や主流になりつつある。

こういった情報源は、新しい愛読書や、作家との出逢いの場でもある。

本に興味があるなら、頻繁に目を通すことを推奨する。

一時だけの人気や話題で消えていく本も少なくないので、ただ人気がある本をすぐ買うのでは脳がない。

時間を置くと、その本の評価も集まるので参考なる。

また、例えばハードカバーの本を買っても高くつくので、その本をAmazonの「ほしい物リスト」楽天の「お気に入り」に入れておいて、文庫化を待ったりもする

多少時間はかかるが、文庫化された本は、内容も信用できるといえる。

特にKindleの場合、Amazonの「ほしい物リスト」で寝かせておくと、時には半額近くに割引されることも珍しくない。

読みたい本があるが、紙の書籍では高額と感じ手が出ない時など、Kindleがお勧めである。

もっとも私の場合、Kindleで読んで気に入り、紙の書籍をわざわざ買い直したこともある。

ぜひ活用してほしい。



3 その他の本を読む

タイトルから「これは面白いかも」と、好奇心をくすぐられる本がある。

また、未知の分野を開拓したり、勉強などのために必要に迫られて本を探すこともある。

しかし、これもすぐ買うのは待った方がよい。

Amazonや楽天の評価を参考にするのも良いが、こういう本こそ、実際書店で実物を手に取って選ぶべきである。

やはり最強の本の選び方は、百聞は一見に如かずである。

もっとも、それは承知の上で、その手間を省くために、今この記事を書いている。

そんなときはもう一つ、「honto」の評価も参考にするとよい。

信頼できる書店のページで、Amazonや楽天とはひと味違う意見が聞け、判断基準のひとつになること間違いない。

作家や作品のグローバルな情報など、ネットにはネットの良さもある。




いかがだったろうか。

実際は、これら以外にも判断要素はいろいろある。

時には、迷わず購入し失敗することも少なくない。

そればかりか、買ったのはよいが、全然読まないで積読してしまうことも。

でもより良い本を選ぶのには、そうして経験を積み、自分なりの「選書眼」を鍛えるのが一番だと思う。

この投稿でみなさんがより良い本と出逢い、さらに読書の楽しさにハマるきっかけになれば嬉しいばかりである (^_^)v




今後とも有益な情報発信していきますので、どうぞ読んでやってください!


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