「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」観た。

原題:Doctor Strange in the Multiverse of Madness
監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダムス、エリザベス・オルセン、ソーチー・ゴメス、ベネディクト・ウォン 他
上映時間:126分 公式サイト


「ドクター・ストレンジ」シリーズ2作目。
(他にもいろいろ登場してるからまだ2作目?という印象)

ひっさびさに3D鑑賞。IMAX3D!
どっぷりと深みある世界を満喫した!


「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の余波で、他作品からの様々なキャラが大挙して登場するのかも、しっちゃかめっちゃかに。
と思ってたら、そうはなっていなかった。

抑制を効かせて、納得感を持ってマルチバースを展開。

”あの時こうすれば”、”あの道を選んでいたら”という普遍的な他の世界への憧れを、脅威の映像で表現。

「不思議の国のアリス」的なワンダフルアドベンチャーの構築が見事だった。

想像を絶する体験を経て、スティーヴン/ドクター・ストレンジは不遜が緩和した様子。
最後には、まるで人間味を獲得したようにさえ感じる変化を、ベネディクト・カンバーバッチが貫禄をにじませて体現。

”もしも”を思ってしまうのは人間の常だけど、他は他、こっちはこっち!

ワンダも壮絶を体験。

Disney+「ワンダヴィジョン」からさらに悲哀を爆発。

エリザベス・オルセンのエモーショナル表現が抜群。

ワンダには苦しみばかり与えすぎじゃないかと・・・。
救いを与えてあげてよ・・・。


今作の監督は、2002年「スパイダーマン 」でマーベルヒーローの火付け役を務めたサム・ライミ!

ホラー畑の出身だけに、恐怖演出が随所に!

容赦ないアクションの倒れざまも含めて、怖いよ。

MCU初のホラーだったよ。

サム・ライミの過去作オマージュ盛り沢山。それを紐解くだけでもめっちゃ楽しい。


★ポストクレジットに、シャーリーズ・セロン。

★エンドロール明けに、ブルース・キャンベル再び。


そういえば、ウォンがシャン・チーを呼んだのは何のためだったんだろう?今作じゃなかった。

アメリカ・チャベスの存在はマルチバースを決定付けるもので、これから強敵や難題に直面するたびに、何でもあり状態になっていく予感がして不安。。




この記事が参加している募集

映画感想文

サポートしていただけたら嬉しいです。(小声)