「月の満ち欠け」観た。

監督:廣木隆一
出演:大泉洋、柴咲コウ、有村架純、目黒蓮、伊藤沙莉 ほか
上映時間:128分 公式サイト


佐藤正午の直木賞受賞作を映画化。


有村架純が影のある女性を演じて、目が離せない。
日本中の「あきら」歓喜のセリフあり!


哲彦が瑠璃を部屋に呼ぶくだり、撮影者の立ち位置が分かってしまい一瞬、興を削がれる。


「Woman」流したとて、抱き合うのは歳の離れた・・・。


瑠璃さん、悲しい・・・。
どこかで幸せになって、悲劇を断ち切らないと・・・。


1人、お前のせいやないか!としか思えない男が・・・。


満ち欠けを連綿と繰り返して輝く月のような、人生の連なり。
不思議な命のリレーに触れるドラマだった。

血縁を超えた奇跡を通して、この世はもしかして生まれ変わりに満ちているのかもと思わせてくれる。

なんだか心強くなる気がしたし、映画を見終わって誰かと話したくなった。

「あの!」
「はい?」
「不思議な映画でしたね」
「そうですね」
「スリラーっぽさもありましたよね?」
「素敵じゃない?」
「お茶します?」

なんてな。

そんな出会いしてぇわ。


帰路の夜空に欠けた月が浮かんでいた。

撮影者の技術・・・





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