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本詰地獄・写真編(プレリリース版)
本詰地獄・写真編(プレリリース版)
本詰地獄・写真編
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ピンチョン棚です。カバー背表紙のブルーブラックがとてもうつくしいですね。『競売ナンバー』や『スロー・ラーナー』は文庫でうちにあるので(翻訳者は異なるけど)まあスルーでいいかなと。なかなか高価なので……。
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ガイブンコーナーの一部。ガイブンという大きなくくりがあるだけで、並べるにあたって、アメリカ文学とかロシア文学とかラテアメとか、そこまでは気にしちゃいません。
『ロマン』がうちにあるというだけで闘える気がします。
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日本文学棚の一部です。上は芥川賞系が多いですかね。直木賞系は苦手なのでこうなりますね。下段、阿部和重さんの横に『悶え火』があるのは謎ですね。いちばん左側にこっそり結城彩雨先生もあります。
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上段のカーは定期的に新訳が出てるのでいいんですけど、下段のミッキー・スピレインとか、ほとんどなかったことにされているような気がして、さみしい限り。
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SF棚の一部です。たまたま、イーガンとかル=グィンとかの収まっている棚がフレームに入ってしまいましたが、本当はエドモンド・ハミルトンとかエドガー・ライス・バローズとか銀河辺境シリーズとかがいっぱいあったりします。
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バイオレンス小説棚の一部。果たして現在の日本で、山本恵三さんを読んでいる人はいったい何人いるんでしょうか。龍一京さんを読んでいる人ならどうでしょうか。《冒険小説のなんとか》みたいな全集企画は目にしますが、読み捨てのノベルス/文庫系作家はあまり拾い上げられていない気がします。
いちばん下にちらりと見えているのは千草忠夫棚。
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村上さん二人。どちらも好きなのです。『コインロッカー・ベイビーズ』も『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』も、新装版が出たら買ってしまう(そして旧版も手離せない)くらいに好きなのです。
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電子書籍『本詰地獄』では、コミックは斎藤潤一郎さんくらいしか記載しませんでしたが、他にも多少、あります。わりと最近のが多いですかね。高森くんとかニアデスゴッデスとか最近ですね。
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オトナのスペースの一部。グリーンドア文庫の緑がきれい。
あとがき
上でも少し触れましたが、以前、kindleで『本詰地獄』というものをリリースしました。本棚に並んでいる書名・著者名をひたすら書き写し、その並びによってテキストで自己表現できないかという試みでした。本稿はその写真編の予告版です。
『本詰地獄』のテキスト編は現在、販売休止中です。いずれ、テキスト編改訂版・写真編完全版ともに、noteで公開予定です。
本詰地獄・写真編(プレリリース版)
文・写真 草飼晃
Akira Kusakai 2024
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