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忘れっぽいことはいいこと?

こんにちは、じゅくしんです。

最近読んでいて面白いのがこちらの本。

そこで中野信子さんがおっしゃっていたことが印象に残りました。

学習能力と記憶力の関係についての部分。

学習能力と記憶力ってトレードオフなんです。学習能力って、アンラーニングできた方が実は高いのね。ちょっと逆説的ですけど。これまでの間違った記憶を忘れることで新しい学習をスピーディーに習得できる。特に運動学習なんかではそういうことが言われている。これは東大の先生が実験していますが、アンラーニングの速さが学習の速さでもあるという。これは人だけでなく、組織のあり方においても共通しているんです。「過去にこういう成功体験があった!」という記憶にずっととらわれてしまうと、新しい発想が生まれてこなくなる。忘れる能力の方が実は学習には重要なんだろうね。

新しいことを学習するには、古い記憶を忘れなければならないので、記憶力が悪い方が学習能力が高くなるかも?みたいなことなんだそう。

私はほんと、自他共に認めるくらい記憶力が悪いほうなので、それがものすごくコンプレックスで、どうにかならんかなーと悩んでいたんですが、忘れる能力が高いということは、強みでもあるのかもしれない…なんて。

忘れる力を忘却力と呼ぶこともあるそうですが、

わたし、忘却力なら自信あるかもしれません!

自分にとっては欠陥としか感じられないことでも、意外とそれが個性であったり、利点になる部分もあるといのは、割とよく色々なところで聞いたりしますが、いつかどこかの時点で、腹に落ちて納得する日がくるのかもしれないですね。




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