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「クレヨンしんちゃん」を子供にみせたくない親の気持ちが分かった
こんにちは、じゅくしんです。
最近、YouTubeで、クレヨンしんちゃんが公式で配信されているので、よく観ています。また、アマプラとかでも映画が配信されてますよね。
アニメが放映されたのは、1992年4月からということで、そのとき私は4~5歳くらい。なので、自分が幼稚園児の頃に始まって、それからずっと大人になるまでクレヨンしんちゃんを観ていたことになります。
放映当時から大好きで、毎週欠かさず観てましたし、映画が公開されたら必ず観に行っていて、ものすごく思い入れのあるアニメと言えます。
親の気持ちになって考えてみる
なので、最近YouTubeで公開された際も、懐かしいな~という気持ちになりながら、アニメを見返していたのですが、ちょっと気になることが。それは何かというと、
「あー、この内容だとそりゃ大人は子供に見せたくないだろうな…」
ということでした。
なにせ、子供に見せたくないアニメランキング一位ですもんね。
親や周りの大人の名前を呼び捨てしたり、女性に対しての容姿を貶したりとか年齢差別的な言動とか、当時はそれがコメディとして受け入れられていたんだと思いますが、自分が大人になって、令和になった現代の感覚で観てみると、あー、これは、確かに子供に見せたくないとか、教育に悪いとか言われたのも分かるな…と。
だって、もし自分の子供がマネしたら、嫌ですもん。苦情も言いたくなる。
多分アニメ見て真似する子って、別にアニメじゃなくてもなんか、兄弟とか友達から影響を受けたりして、悪いことを覚えたりするとは思うんですけどね。
コンプライアンスに配慮して変わるもの
これは、オモコロというサイトの記事で、
「クレヨンしんちゃんはコンプライアンスに配慮した結果、どう表現が変わっていったか」
というのを、データで計測した記事です。めちゃ面白いのでぜひ読んでみて下さい。この記事を見ていくと、クレヨンしんちゃんも時代に合わせて変化しているんだなというのが数字で示されているので興味深いです。コンプライアンスに配慮してつまらなくなった部分もあるかもしれませんが…。
LGBT当事者から思うこと
で、それとは別にですね、昔のクレヨンしんちゃんの映画にはよく、
「オカマキャラ」
というのが結構な頻度で出ていました。
私はこのキャラクター達が結構好きで、子供の頃は楽しく観ていたんですけども、やっぱり今の大人になった視点から言うと、オカマというのは差別用語です。そして、過剰に面白おかしく描かれたキャラクターだなとも思います。だから、懐かしいし、面白いんだけど、ちょっと今映画を観返すと、微妙な気持ちにもなります。こういった表現もクレヨンしんちゃんでは、無くなったそうですね。
年齢を重ねると見方が変わることがある
何度も言いますが、昔のクレヨンしんちゃんは好きなんですよ。
ただ、時代が変わって、自分の視点が変わっていくと、今まで面白いと思っていたものが変わることがある。子供の頃は分からなかった気持ちが、ある日突然理解できるようになる。その自分の変化が果たして進化なのか、もしくは過剰反応なのか分かりませんが、複数の視点で物事を感じることができるようになっているのは、年齢を重ねたからなのかもしれませんね。
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