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長期インターンは本当にガクチカとして強いのか

僕は24卒の就活生で、最近はサマーインターンの選考の真っ只中です。そのため、ESを書いたり面接をしたりする機会がすごく増えました。選考でよく聞かれることがいわゆるガクチカです。そして、僕はガクチカではいつも長期インターンでの話をしています。そんな中で実際に長期インターンをガクチカとして使ってみて、自分が感じたことについて話していこうと思います。

一般的に見たときに、長期インターンをしているような学生は少ないです。そのため、逆に強いガクチカを作るために長期インターンを始める人も多いと思います。僕自身も多少はそういった思いもあって、長期インターンを始めました。しかし、実際に長期インターンの経験をガクチカとして就活に挑む中で、必ずしも長期インターンをしているから就活に強いというわけではないと感じました。

その理由としては、結局就職活動において問われることは、そこでどう考えてどう行動したのかという点だからです。実際にガクチカとして長期インターンの話をしていた僕が、面接でよく聞かれることは、「業務でどんな結果を残したか」ではなく、「結果に至るプロセスにおいて、どういう考えのもとでどんなアクションを起こしたのか」ということでした。自分も含めた就活生にとっては、どうしても結果のほうが大事に思えてしまうのですが、就活の面接等で求められるのは、あくまでその結果をどう生み出したのかという点なのです。また、そのアクションにもより具体性を求められることが多かったです。例えば、「信頼関係を得るためにコミュニケーションを積極的にした」と言っても、実際どっやってコミュニケーションを取ったのかということをほぼ必ず聞かれるでしょう。その一方で、「信頼関係を得るために、週に一度は社員の方とランチに行って密なコミュニケーションを取っていた」という風なことを言うと、具体的でその情景がイメージしやすいため納得していただけることが多いのではないかと思います。このことからも分かるように、面接官が求めていることはより具体的な話であるため、長期インターンをしている事自体にはさほど興味はなく、その長期インターンの中で何をしていたのかが求められるのだと思います。

そう考えると、やはり長期インターンは始めることに意味があるのではなく、始めた後に実際に何をするのかが大事になるのだと思います。これから、ガクチカのために長期インターンを始めてみようかと思っている方は、実際にその長期インターンで自分は何をしたいのかをしっかり考えた上で、応募してみることをおすすめします!

ここまで、就職活動という場におけるガクチカとしての長期インターンに対して、少しネガティブなことを話してきましたが、もちろんいい面もあります。実際長期インターンをしている時点で、行動力があるという風に見ていただけることもあります。また、企業の中で働くことで、社会人としてのの視点を持つこともできるので、面接での自分の発言にも説得力を持って話すことができるようになります。ですので、長期インターンに興味がある方は、ぜひ目的を持った上で長期インターンに挑戦してみてください!

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