コーチング体験レポート ～㈱キャリア13 代表取締役 西村さん～
「個人と組織の可能性を解放させる」を大切に、成人発達理論、ポジティブ心理学、アドラー心理学などをベースにコーチングを提供しています。
今回、企業経営をされている西村さんにエグゼクティブコーチング（全4回）を実施し、セッションを受けた感想をインタビューしました。
コーチングのテーマ
＜現状の課題＞
人事責任者を務めていた会社を退職し、知人の会社の経営を引き継いだものの、今後の事業について、セルフブランディングも弱く、また事業プランも曖昧な状況。これからの会社経営に期待値はあるものの、行動を起こしきれていない、本当に有用な行動ができているのかといった不安がある。
＜コーチングで実現したいこと＞
今後の事業展開がクリアにして、成長に向けた行動を推し進めていきたい。
初めてコーチングを受けた印象
（コーチングを受けたのは初めてですか？）
コーチングを受けたのは初めてでした。コーチング自体は、私自身、NLPやキャリアコンサルタントを学ぶなかで、「聴く」という仕事がたくさんあることが分かり、その中でコーチングを知りました。
また、元々は企業の人事部門責任者をしていたので、人や組織の可能性を引き出すための色んな手法があることを学び、そのなかでティーチングやコーチングの違いなども知識として得ていました。
「聴く」を大切にしている手法の中でも、コーチングは戦略的要素が強いと認識していました。
実際に受けてみて、内面を話してそこから気づいたことと、それをどうありたい姿、現状のギャップに照らしながら、どう進めていけばいいか、セッションを通じ支援をしてもらえるのは大変ありがたい時間でした。
佐藤さんはカチッと決まった流れでするわけではなく、でもメリハリがありながらセッションが進んでいき、毎回私が実現したいことと現状、必要なことの輪郭が明らかになっていく、本当に大切にしないといけないテーマが明確になっていく機会でした。
佐藤にコーチングをお願いしたいと思った背景
（コーチングは今や様々なコーチが多数いますが、その中で私にコーチングをお願いしたいと思った背景を教えてください）
プロティアンキャリア協会の認定ファシリテーター向け勉強会で佐藤さんが登壇され、そこで初めて知りました。
そして佐藤さんが成人発達理論も活かしたコーチングのクライアント募集をするということで、「こんな凄い人がやってくれるならぜひ！」と申し込みしました。
佐藤さんは年齢関係なく、大企業の経営企画・人事の経験や、ベンチャー企業の経営者、そしてご自身でも起業されている経験があり、経験豊かであったことは大きかったです。
やはり、経験者にコーチングしてもらう安心感は大きいと感じました。
コーチングの率直な感想
一言で言うと本当に良かったです！
今回は4回だけでしたが、これからも継続して支援したいと思っています。
（6回コーチングを追加で受けることが決定）
佐藤さんのコーチングには、違和感の無さと、そして波長が合う感覚がありました。
これは凄く大切なことで、私自身、人事責任者をしていたときに多くの支援会社とお付き合いする機会が多かったですが、ちょっとでも違和感を感じると、「もういいです」と感じます。
佐藤さんにはそういった違和感を感じることが皆無でした。
私自身、代表取締役としてビジネスをしていくうえで、元々外部から客観的に見てもらいたい、外部の力を借りて支援してもらう必要性を感じていましたが、佐藤さんはその外部のプロとしての支援いただくパートナーとして、多くのお釣りが出ると感じるほどです。
今後事業の戦略が変わっていくなかでも支援していただきたい方だと感じました。
（どういった要素が違和感の無さに繋がっていると感じましたか？）
まずは、傾聴をすごく大切に実践されていて、安心感が大きいです。
こうした職業の方は、傾聴を大切にする意識を持っているものの、実際には違和感を感じることが多かったり、表層的な部分だけで聴いていると感じる方が多いのも現実です。
しかし、佐藤さんは非常に奥深いところで傾聴されている、私自身も気づいていない無意識の領域で大切にしていることも、意識を向けて傾聴しているように感じます。
それだけでなく、佐藤さんは、組織に所属している経験も持っていますし、経営者として会社を率いた経験や起業、さらには数百人を超える様々なコミュニティを自ら立ち上げて活動していたりと、多様な変化のプロセスを経験されています。
そうしたリアリティある経験を佐藤さん自らがされているので、私も長く組織にいて独立開業するような大きいキャリアチェンジを迎えた今、佐藤さんの経験、自律さを持ってアクティブに動かれている姿勢に共感していました。
正直佐藤さんに憧れている部分もありました。（笑）
こんなに活躍していながらも、佐藤さん自身が本当にイキイキとワクワクしながら楽しんで生きているのを感じて、私もそうしたことが実現できたら楽しいんだろうなと思っていました。
自分らしさを持ちつつ、活躍して楽しみながら生きていけるんだというのを、佐藤さんの生き様から感じて、純粋にいいなぁと感じています。
（ありがとうございます。私が大切にしていることで、評論家には決してなりたくないんですよね。知識だけかじって、実践したこともないのにそれで支援することに違和感があり、やはり実践するからこその悩みや葛藤、難しさ、その先の喜びというのを感じる実践者でありたいと思っています。
生き様から感じていただいているというのは凄く嬉しい褒め言葉です）
佐藤さんの生き様は、ライフラインチャート書いたらきっと凄い乱高下している方なんだろうなぁって感じます。
だからこそ、すごく下に落ちた人の気持ちも凄く分かっているだろうし、佐藤さん自身が今イキイキとした働き方、生き方を実現しているので、どん底からどうやって引き上げていくか、そしてどう高みを目指せばいいかといった、どの段階の気持ちも苦しみも喜びも共感できるんだろうなぁと感じます。
それはきっと佐藤さん自身が、ご自身の生き様・働き様の変化に真剣に向き合ってきたというのがFacebookの発信などからも伝わってくるからです。
そしてどんな段階からも、きっと可能性を見出すことができる方なんだろうと。
そうした多様な視点と経験を持つ佐藤さんから、客観的に自分の状況をコーチングしてもらいながら、そして励ましをいただけるのがありがたかったです。
コーチングを受けてみての価値
まず一つ目は、考え方の整理ができたし、行動の動機づけにもなりました。
コーチングを受ける日があると思うと、それがイベントとなって、そこに向けてやろうというマイルストーンが出来上がっていきます。
コーチングに向けて、それまでの自分の行動や成果を振り返ったり、内省したり、行動量を見直したりして、自分なりの指標になっていきます。
スポーツがあると大会に向けて練習するように、コーチングが節目になって、行動の動機づけになってくれました。それはコーチングの一つ大きな価値だったし、これは活用しないともったいないと思います。なぜなら日常のクオリティが全然変わってきますから。
二つ目は、セッション中に佐藤さんはどんなことでも聴いてもらえる、そして問いやワークを通じてありたい姿の解像度がどんどん高まっていきました。
ありたい姿は「長い目線で考えればぼやけるものだし、はっきりしていなくてもしょうがないよね」と考えていましたが、それでいいわけがないというのに気づかされました。
佐藤さんのセッションを通じて、ありたい姿が明確になったことで、そこに向けて真剣に考えるようになったし、近づくための行動に移すことができました。
コーチングで生じた変化
一つ目は、セルフブランディング、自分とは何者かというのがハッキリしました。
それまでの自分は、そこを何となくにしていたので適当なブランディングになっていたでしょうし、営業先からなんとなくの存在でしか認知されなかったと思います。
佐藤さんのコーチングで、なぜ自分がこれをするのか、なぜそう言えるのか、根底にあるものは何か、譲れない信念はなんなのか、そうしたことが明らかになっていき、自分の事業のソリューションについて、胸を張って伝えられるものに変わっていきました。
会社が発展していくうえで、今回コーチングで明確になったものは大きな基礎となっていくものと考えています。
セルフブランディングは自分でやると甘さが出るというのを実感したので、ここは佐藤さんの力を借りられたことが大変助かりました。
二つ目は、私の事業がメリハリの利いた取り組みになっていったことです。
コーチングを受けて、セッション中で考え宿題が明確になり、それを実際に現実で実行し、その成果の良し悪しが見えてくるのでまたそれをコーチングで振り返って次に繋げていくといったサイクルを通じ、漫然と日常の時間を使うことなく、しっかり取り組めたことは大きな成果でした。
最初のセッションで覚えているのが、私が事業をテーマにしてコーチングを受けたいと伝えた後に、佐藤さんが事業は現実そのものだから「どういう風に関わるのがいい？マイルド（優しく）？スパイシー（厳しく）？」と問われました。
私が「スパイシー（厳しく）」と答えたので、佐藤さんからは、毎回のセッションのなかで、経営者としてのスキル面、マインド面、覚悟の持ち方で、ズバッと気づかせてもらえることが多かったです。
それは自分では気づけなかったものばかりなので、本当に良かったです。
コーチングによる周りに対する影響力の変化
コーチングを受けての変化でいくと、実際に案件をいただくことに結びついていますし、あとは営業で企業に訪問し、自社説明や事業内容を説明するときに、自信をもって明快に話しができるようになりました。
人材業界は多くの支援企業がある中で、自社は一体何を大切にしているのかをズバッと言えるようになったことで、差別化にもつながったのだと思います。それによって成約した企業もあるので、実際に売上という形で成果が出たのは大きなことです
あなたの強みはなんですか？と言われたときに、ハッキリと一言で伝えられるようになったり、30秒や1分の短い時間で、自分の強みの表現方法を認識できたことも大きいです。
自分自身に対する捉え方、表現方法、意識と行動に変化を引き起こしました。
コーチングを受けての予想外のメリット
コーチングは問いや傾聴などを通じて、明らかにしていくものだと思っていましたが、佐藤さんご自身の多様な経験から、有益な情報もたくさんいただきました。それは副産物としてすごく大きかったと思います。
なぜなら今は情報過多で様々な情報が乱立している中、自分で調べなくても、質が高く信頼できる情報をいただけることが大変助かります。
私はキャリアコンサルタントの資格を持っており、クライアントに情報提供することもありますが、それは仕組みや制度といったもので、これらの情報は世に溢れています。
佐藤さんは、ご自身の探求心と実践力から、様々な選択肢の中で実際に試したものの情報を提供してくれて、さらにはそれらの選択肢のメリット・デメリットといった生々しい情報もしっかり伝えていただけました。
他にも佐藤さん自身の失敗談や成功要因といった有益な経験談をあますことなく伝えてくれたり、さらには実用的なツールの紹介・使い方まで情報をいただけたことは本当に感謝しています。
他にも目から鱗の考え方も教えていただくことは大きな収穫でした。
例えば独立起業におけるHPのあり方について、私は早く作らないといけないもの！と思い込んでいましたが、佐藤さんは４年間HPなしに大企業はじめとして様々な組織と取引をして活躍されており、融資や補助金などを得るのでなければ無くとも活動していける、ブランディングや事例掲載はnoteなどの気軽に作れるツールでも効果があること、自分のやりやすい方法でもできるんだということを知られたのは大きな気づきでした。
さらには、信頼貯金をためていくうえでの事例化におけるインタビューの仕方や、それをすぐ記事化するための音声入力の方法であったり、佐藤さんの実践知を得られたことで色んな様々な行動のハードル（しきい値）が下がっていったのが大きいです。
この気づきがなかったとしたら、義務感やせねばならないという想いに追い詰められたりいたずらに質を追求して結局は行動しなかったと思います。
そうして悶々としている日々はなにも生み出していないので、無駄な時間を過ごすことにも結び付きかねないものだと思います。
佐藤からコーチングを受ける価値
コーチングは世に溢れかえっているので、ネットでサービスを調べると様々な情報に触れられますが、いずれも営利的な匂いをすごく感じるのが正直なところです。
これまでの話してきたことと矛盾するかもしれないが、「実績あります！」というのを全面に出されすぎても、「いやそれはちょっと・・・」とほんの少しでも感じた瞬間に「いいや」と引く自分がいます。
実績の有無は判断する上での一部の要素に過ぎません。
コーチの方の信頼性が重要で、それは決して実績だけでなく、その方を取り巻いている環境であったり、生き様、考え方が重要だと思います。
佐藤さんは、一側面ではなく多様な経験から物事を多面的にかつ深くとらえているのと、人や関係性への想いがあふれていること、一方で現実の厳しさや社会情勢などのリアリティも重視しており、これかが私にとって非常に共感できますし、実際に気持ちよくコーチングを受けることができました。
この信頼感が他とは全然違うものだと感じます。
何よりも、数字的、定量的というよりも、直感的に、気持ち的に「この人しかいない！」と思ったことが大きいです。そうした直感を感じさせてくれた佐藤さんとの出会いがあったのが嬉しいです。
佐藤さんがクライアント募集したときに、手を挙げなくてもよかったと思うですが、その投げかけをみたときに「支援してもらうならこの人しかない」「この人のコーチングならふっと入ってくる」と思う自分の直観がありましたし、それはやはり間違っていませんでした。
佐藤さんは決してクライアントをよいしょすることはありません。客観的に、冷静に、でもすごくクライアントのことを心から信じてくれて、励ましてもくれる。だから来年も支援していただきたいと心から感じました。
佐藤のコーチングを勧めたい人
落ち込んでいて、ただ単に共感してほしい、理解してほしいというだけではもったいない気がします。
また同じく、ただ漫然とコーチングを受けてみたいという自分の中にコミットメントがない人も、ただ「コーチングってすごいね」で終わって人生の変化を引き起こそうとしないと思うので、それは佐藤さんにとってもクライアントにとっても時間がもったいないかなと思います。
今よりもよくしたいという意欲を持っている方にぜひ勧めたいです。
例えば、何か始めたい、変化を起こしたいのだけどどうしていいかわからない人であったり、やりたいことはあるのだがどう実現するかをクリアにしていきたい人、動き出したので思いっきり駆け出したいという人に紹介したいです。
周りのチャレンジしようとしている人が、もやっとする人に紹介していきたいです。
紹介したい人に向けてのメッセージ
「そのまま、ありのままをさらけ出してぶつかっていけるから安心してのぞむといいよ。」
というのを伝えたいです。
佐藤さんは、どんなことでも、その人の想いをすごくリスペクトしてちゃんと受け止めてくれる安心感があります。
だからこそ「コーチングは〇〇じゃないといけない」という堅苦しく受け止めなくて大丈夫ですし、初回体験希望の方には恐れなくて大丈夫だよ、と伝えていきたいです。
また、ビジネスをテーマにコーチングを受けたい方は、佐藤さんは戦略思考も持っているので、戦略を共通言語として安心して、生成的に話し合えることが非常に大きいです。
自分の人生の戦略を考えるときには、理論・実践に精通していて、かつ社会の厳しさから目を背けさせない、そこをどう戦略として実現していくかの道筋を一緒に考えてくれる佐藤さんがすごく適切だと感じます。
最後に
正直、私自身が佐藤さんのコーチングを受けたことがブランディングになっています。（笑）
そして実際に私の行動にも繋がっているし、自律さにも繋がっているし、様々なことの解像度が高まってこれからの事業の展望を考える上で、すごい価値ある時間の連続でした。
漫然と事業戦略を考えているのではなく、客観的に外部のプロからの視点を入れながら活動しているということが自信になりますし、第三者の目を入れることが事業の健全な成長・発達に繋がっていくものだと思います。
佐藤さんのコーチングを通じて、そうしたことに真剣に向き合っている姿勢が、クライアントをはじめとした他の方が私に対する信頼感にも影響していると思います。
ぜひ、佐藤さんにはもっと有名になってもらって、私はあの人からコーチングを受けたんだよ！！って声高らかに言いたいです。（笑）
このインタビューの時間も私にとって非常にいい内省の時間になったとともに、活力が満ちた時間になりました。
12/30にインタビューいただきましたが、今日を年末にしたかったです。（笑）
変化の激しい時代、そしてキャリアでも多様化したり、テクノロジーの進化によって可能性の幅が広がるからこそ、そこにどう適応し、そして唯一無二の自分の価値観を活かしてイキイキとした人生を創造することが、むしろ迷子になりやすい時代になってきたととも言えます。
なぜなら他人の正解が自分に当てはまるわけではなく、自分にしかない唯一の答えを探求し続けなければならない。
だからこそ、理論×実践×環境理解の３つを大切にしながら、「唯一無二の強みが贈り物のように共有される社会」の実現に向けて、一人ひとりの可能性が花開くことをコーチングを通じて全霊で支援していきたいと思います。
自分の人生をよくしたい、関係性をよくしたい、組織をよくしたいという方は、まずは体験セッションからお気軽にご相談ください。（LINEでチャットいただければと思います）
佐藤彰（プロコーチ）
・CHO（chief happiness officer）スクール修了
・Master of Business Administration
・SSI認定セムコスタイル組織開発コンサルタント
・2030SDGs公認ファシリテーター
・成人発達理論エキスパートコース修了
「誰もが強みを贈り物のように共有される社会を実現する」をビジョンに掲げ、人や組織を専門として様々な心理学・理論の探究を深めながら、社会視点では、SDGsコンサルタントとして企業・行政・学校に3万人近くSDGsの理解浸透を行うとともに実行支援を実施。
組織視点では、「奇跡の経営」として世界中から注目される次世代組織戦略「セムコスタイル」の組織開発コンサルタントとして、多数の組織で一人ひとりの主体性・働きがいと組織の業績を両立させる自律分散組織の実現を支援。また個人視点では、プロコーチとして数百人以上のコーチングを提供すると共に、セルフリーダーシップ開発や様々なテーマのコミュニティを立ち上げ、運営している。
＜お問い合わせはこちら＞
メール：gift.and.share.2030sdgs@gmail.com
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