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転職活動中のジレンマ

はじめまして。松川です。今回なんで note を作ろうかと思ったかといえば、何回か転職をして、毎度思うことが同じだから。そこで、少しだけこう言った気持ちを誰かに伝えられれば、私自信、そして、この記事を読んだ人が少しだけ気持ちが楽になったり、前向きになってくれる人がいたり、なにかの改善のきっかけとか、ちょっとしたプラスに働いたらいいなと思ったのがきっかけです。(ま、こんな人もいますよ。ってことで)

なんで転職しようと思うのか?

人によって様々だと思うのですが、これだけは言えると思うのが「何らかの不満があるから」。100%前向きな理由というのは、実はあんまり無いと思っています。本音で言えば、どっかしら、後ろ向きな理由があって、例えば、金額だったり、人間関係だったり。私の場合は、ほぼ「上司との関係」(あえてほぼと書いたのは、1社だけは、逆に上司との関係が良かったことが理由で、転職することをギリギリまで悩んだから)。他人から見るとそんなに悪いことはなく、むしろ結構良好に見えてたりするのですが、そこは「まぁ、うまーく」それっぽく見せるのがうまいので、大抵は、退職の話を切り出すと「え?」と驚かれるわけですが…。私の場合は「上司とのコミュニケーションが微妙だな(噛み合っていないな)」と思うと、転職しようと思います。(実際それで転職を数回しているわけなので)

「転職活動中のジレンマ」とは?

よく色んな人に「転職活動って大変じゃない?」と聞かれますが、今は、あんまり大変じゃないと思います。というのも、一昔前は大変でした。実際、面接する企業の最寄り駅に朝行ってスーツをロッカーに入れる。普通に会社に出社する(ITエンジニアなので、普段着適当なのです)。その後適当に午後半休を取る。面接会社の最寄り駅に行く。場合によってはタクシー使ったり…。そして、最寄り駅のロッカーから、スーツを取り出して着替える。昔は、こんなこともしていましたが、今や殆どがオンラインでOKなので、上だけそれっぽい格好していればOKです。日程調整も、便利なかつ無料のツールがたくさん。よって「転職活動」は、私はそんなに大変だと思っていません。強いて言うなら「業務経歴書」は年に1回は更新しておきましょう。これ重要。と、話がずれてしまいましたが、端的にいえば「そんなに大変じゃない」だと思います。今なら、スキマ時間で転職活動ができます。

その上で、転職活動中に強く思う感情は「虚しい」。この感情だけは、他の人も同じかわかりませんが、私はとにかく「虚しい」と感じます。最も会話したい、きちんとコミュニケーションを取りたいと思っている相手は、その時の上司なのに、必要としているそのときに、時の上司とは会話できず(忙しいとかで時間取れず)。それでいて、他社の面接官(未来の上司(仮))が、その時の自分を最も評価してくれるわけです。ただし、この未来の上司(仮)が、現在の上司になると、これまた同じく「最も話さない人」になってしまうという(その上司も時間がないとかで)。私はこれを「転職活動中のジレンマ」と呼んでます。

ハニームーン期は面接の1時間だけ!?

そう、転職活動中の面接の時間が最もお互いにとってハニームーン期なんですね。面接の平均時間を考えると、おそらく1時間程度。その後は、最も話さない人になってしまうという…。なんのために面接をやっていただいているのか、私には理解ができません。

そして「転職先が決まった」後、上司にそのことを伝えると、彼らは急に、今までにないほど、時間を割いて会話をするわけですね。もう、手遅れなのです。それなのに、なんでこんな無駄なことをしたがるのか、私は理解ができないのです。(あれかな、何もしなかったとあとから言われるのが嫌だから、そういうパフォーマンスをしているだけかしら?そうじゃないと願いたいけど)

なぜそうなる前に会話ができないのか?何度も何度もアラートあげているにも関わらず、コミュニケーションを避けられてしまう、私(部下)にも問題があるのかもしれませんが、こういったときの、私の感情はただただ「虚しい」。これだけ。新しいところに行っても同じことを繰り返すから、さらに「虚しい」。どうして上司というのは「退職することを決めました」と言わないと、部下と向き合わないのか、私には理解ができません。おそらく物理的に時間が足りないのでしょう。誰か、コピーロボットプリーズ。

転職されないためには?

もちろん人によって様々でしょうけど、おそらく下記を気をつけていれば、転職されずに済むと思います。(逆に、とっとと出ていってくれ!と思っているなら、下記のことをすれば、比較的早くにやめてくれるのではないでしょうか。ただし、取ってすぐに転職されちゃうと、それなりに予算もかかっているでしょうから…。誰もとくしないよね?)

  1. とにかく初日は、必ず 1on1 をすること。ここで可能な限り、簡単なスケジュールを伝えておくこと(いつまでにオンボーディングを終わらせたいとか、いつから案件にアサインしたいとか、どういうスコープなのか。ま、あれですね。普通のプロマネと同じですよ)

  2. 可能な限り当日ランチを一緒に取ること(安いのでいいんですよ)。

  3. 忙しくて即返信できない場合には、予め「即返信できない。だけど、ちゃんと見てるよ」と一言伝えておく。(プロマネと同じ)

  4. 中途採用者は、言うならば「転校生」です。自分のお子さんやご家族が転校先でやられて嫌だなと感じることは、自分の新しい部下にもしないでください。逆に「こういうことしてくれたら嬉しいな」ということをしてみてください。きっと、良好な関係はすぐに作れます。

  5. 中途採用者に「前の会社では」と言われたくなかったら、ちゃんと情報をインプットしましょう。(転職者だって、基本的にはそういう比較したくないんですよ。どうしてそういう気持ちになるかというと、暗黙知が多すぎで罠ばっかり…)

そう、ここに書いたことって、普通にプロジェクト管理ができる人だったら、何も問題なくできそうなことなんですけどね。なんで「転職者」に対しては急に、塩対応になっちゃうのか不明…。最初の印象がすべてですよ。なんなら、転職者が来る前の受け入れ段階をきちんと整えられるか否かで全てですよ。プロマネと(ry

おそらくほとんどの人がプロマネ経験者でしょうから、少しだけその時の経験を活かしてみてはいかがでしょうか。

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