真夏の「夜」はいかにして撮られたか
この前、『真夏の夜のジャズ』を観たという話を書きましたが……
ジェリー・マリガンのピアノレスのカルテットが出ていて、ベーシストがビル・クロウという人だったんですが、この人自分のミュージシャンとしての回想録を『さよならバードランド』(原題:From Birdland to Broadway)という本として出しているんですよね。
訳者は村上春樹さんで、巻末に詳細な訳注と解説を兼ねたようなレコードガイドがついています。ジャズがお好きなら持っていて損はないと思いますが。
で、この本で、この映画で撮影されたニューポートのジャズフェスティバルについて書かれたところを読み返してみたんですが、そうしたら、ちょっとビックリなことが書かれてまして。
どういうことかというと、この映画の夜の部分(前にも書きましたが、この映画夜のシーンばかりではありません)の撮影についての裏話が書かれていたんですね。
ネタバレ(?)になるので、これ以上は書きませんが、ご興味のある方はこの本の(日本語訳で)341〜342ページをお読みくださいませ。
私、もちろん前にも読んでいるわけですが、すっかり忘れておりました(笑)
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。