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「今日の1曲」2024.09.14 - 09.20
9月14日(土)
今日の1曲は、1960年代前半のアメリカの男性ポップス・ヴォーカル・グループの曲です。彼らの最大のヒット曲でした。
1960年代初め頃に結成されたこのグループはビーチ・サウンドの影響で、ハーモニーに目覚めたとかいわれてます。そのせいかどうかはわかりませんが、今日の曲は全米トップ10上位に上る大ヒットになりました。
今日のバージョンは、1990年代に入ってアメリカの男性AOR系シンガーソングライターがカバーしたもので。いかにもそんな感じのソフト・ロック・バージョンになっています。
1963年のヒット曲を1990年にカバーしたバージョン。19時ごろに。
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【Rhythm of the Rain (1990)】
オリジナルはカスケーズ1963年の全米3位になったヒット曲。オールディーズ系の代表曲として数多くのカバーがありますが、ダン・フォーゲルバーグのこのバージョンは、全米アダルト・コンテンポラリー・チャートの3位に上っています。
9月15日(日)
今日の1曲は、1960年代前半にリリースされた、アメリカの男性ポップス・シンガーによるヒット曲です。
1950年代年代後半にデビューし、ヒット曲を連発していたこのシンガーは1960年代に入ってもその勢いを保っており、今日の曲もそんな中で生れました。作詞・作曲も本人によるものでした。
後にプレスリーもカバーしている曲ですが、今聴くとその頃ヒットしていた別の曲になんか似てるなあと思ったりもするんですけどね。
1962年末から翌年にかけてのヒット曲です。19時ごろに。
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【You’re the Reason I’m Living (1963)】
ボビー・ダーリンのヒット曲で、全米3位まで上り、R&Bチャートでも9位になっているそうです。作詞・作曲もダーリン本人。後にプレスリーもカバーしている曲ですが、“I Can’t Stop Loving You” によく似てませんかね、これ?(笑)
9月16日(月)
今日の1曲は、1960年代人気のあったアメリカの男性ポップ/ロック系シンガーソングライターのヒット曲の1つ。
この人のメジャー・レコード・デビューして2曲目のシングルで、全米トップ10入りするヒットになっています。彼には少し後に全米1位を獲得した曲がありますが、それに次ぐヒットでした。
この人の大きな特徴としては、ファルセットによる高音ヴォイスがあるんですが、この曲にもその特徴が活かされています。
1963年のヒット曲でした。19時ごろに。
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【Two Faces Have I (1963)】
ルー・クリスティはイタリア系アメリカ人のシンガーで、この曲でも聞かれるファルセット・ヴォイスが特徴的な人です。日本では「魔法」という曲が有名ですが、アメリカではヒットしませんでした。この曲は、彼の最初の全米トップ10入りした曲。
9月17日(火)
今日の1曲のオリジナルは、1920年代人終りごろに書かれた曲だそうですが、その1960年代に入ってのリヴァイヴァル・ヒット・バージョンです。
歌っているのは、アメリカのフォーク系の男女3人のトリオですが、普通のフォーク・ソングとはだいぶ違うサウンドで、リード・ヴォーカルの女性は元々ジャズ・シンガーだったそうです。
男性2人の弾いているギターのアレンジもなかなか独特で、ギターもこのためにオーダーして出来上がるのを待つという凝り方だったようです。そのおかげなのか全米No.1を獲得しています。
1963年のヒット曲でした。19時ごろに。
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【Walk Right In (1963)】
元々は1929年に書かれた古い曲ですが、ルーフトップ・シンガーズというフォーク・トリオが歌い2週連続全米1位獲得するヒットになりました。2台の12弦ギターで演奏してますが、左利き用の12弦ギターを特別オーダーしてレコーディングしたとか。
9月18日(水)
今日の1曲は1960年代前半を中心に活躍した、アメリカの男性シンガーが歌ったヒット曲です。このシンガーの最初の全米トップ10入りした曲でした。
この曲は、当時ヒットした西部劇映画に使われるために書かれた曲だという話で、作詞・作曲は当時すでに活躍していたバート・バカラック/ハル・デイヴィッドの2人でした。
ところが実際にはこの曲をレコーディングしている最中に映画は封切られてしまい、この曲は映画には使われませんでした。最終的にヒットしたので、ムダにはならなかったわけですが。
1962年のヒット曲を、19時ごろに。
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【(The Man Who Shot) Liberty Valance (1962)】
ジーン・ピットニーのヒット曲(全米4位)でバート・バカラックとハル・デイヴィッドの作。映画『リバティ・バランス射った男』用にレコーディングされ、パラマウントが費用も出したそうですが、映画では使われませんでした。
9月19日(木)
今日の1曲は1960年代初め頃にヒットした、アメリカのドゥワップ/R&B系のヴォーカル・グループによるナンバーです。
この曲は、1950年代から活動して、いくつかのヒット曲もあったのですが、リード・ヴォーカルの女性シンガーの結婚などがあって、1960年代初頭は解散状態にあったようです。
そのリード・ヴォーカルを説得して再結成し、レコーディングしたのが今日の曲で、結局この曲が彼らの最大のヒット曲になりました。
1961年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。
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【Let Me In (1961-2)】
ザ・センセーションズはフィラデルフィア出身のドゥワップ/R&B系のコーラス・グループで、1950年代に活動したのち一度解散し、1960年代に入って再結成してヒットさせたのがこの曲。リード・シンガーのイヴォンヌ・ベイカーの作詞・作曲だそうです。
9月20日(金)
今日の1曲は1960年代初め頃にヒットした、アメリカの女性シンガーによるナンバーのカバー・バージョンです。
オリジナルを歌った女性シンガーは、1950年代後半にデビューしてすぐにヒット曲を連発しだして、1960年代前半にかけて大量のヒット曲を生み出しました。
今日のバージョンはその曲がヒットしたすぐ後に、フランスのスター男性ロック・シンガーがカバーしたものです。レコーディングはアメリカで行われたそうですが。
1962年のヒット曲をよく63年にカバーしたバージョンで、19時ごろに。
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【Quitte-moi doucement (1963)】
オリジナルは、ブレンダ・リーの1962年リリースの “Break It to Me Gently” で、全米4位に上るヒットでした。ジョニー・アリデイのこのカバーは、彼の4枚目のアルバムに収録されており、レコーディングはナッシュビルで行われたそうです。
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