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「今日の1曲」2021.12.18 - 12.24

12月18日(土)
今日の1曲 はついこの前出たばかりの、あのイギリスの女性シンガーのニューアルバムからの1曲です。2015年以来、6年ぶりのアルバムだそうですが。

11月に出たばかりですが、すでに世界各国でチャートの1位とか上位に入っていて、大ヒットになっていますね。今もっともセールスの期待できるシンガーの1人ですね。

今日の曲は、そのアルバムの冒頭1曲めの ナンバーです。この6年の間に、結婚・出産・離婚など色々あった自分との折合いをつけるような(?)曲。

19時ごろに。

【Strangers by Nature (2021)】
11月にリリースされ、世界各地でチャート1位を獲得しているアデルの6年ぶりのスタジオアルバム『30』の冒頭の曲。彼女とプロデューサーでもあるスウェーデンのソングライター、ルドウィグ・ゴランソンとの共作となっています。


12月19日(日)
今日の1曲 は1970年代後半から80年代前半あたりに活躍していたロックバンドのヒット曲です。アメリカとイギリスの混成バンドなんですけどね。

今日の曲は、彼らの最大のヒットアルバムからのシングルカットでした。ビルボードのアルバムチャートで10週連続1位、総売上700万枚以上という大ヒットでした。

その勢いで今日の曲も4週連続全米4位、ロックチャート1位というヒットとなりました。いわゆる産業ロックという批判も受けてましたけど、大ヒットするとそう言われるのもなんかかわいそうですよね。

1981年のヒット曲を、19時ごろに。

【Urgent (1981)】
アメリカだけで600万枚以上売上げたというフォリナーの大ヒットアルバム『4』からのシングルカットで、彼らにとっては「アイ・ウォナ・ノウ」に次ぐヒットとなった曲です。レコーティングにはシンセサイザーでトマス・ドルビーが参加しています。


12月20日(月)
クリスマスソングって腐るほどあるわけですが、そこにさらに新しいクリスマスソングを書こうっていう人もいるわけですね。今日の1曲 も今年出た新しいクリスマスソングなんですが。

イギリス人の男性シンガーソングライター2人がコラボしたものです。クリスマスソングなんでやたらとあるのでさぞかし凝ったタイトル付けるのかと思いきや、これがまたどストレートなタイトルでして。

調べてみたら、その言葉をタイトルにした曲がなさそうだったんでそれにしたとか、2人のうちの1人が言ってましたけどね。まあ、ちょっと盲点だったのかもしれません。

親子ほども(それ以上?)年の離れた2人のデュエットを、19時ごろに。

【Merry Christmas (2021)】
エド・シーランとエルトン・ジョンのデュエットによるクリスマスソングで、曲も彼ら2人の共作。エド・シーランが色々調べたところ、「メリー・クリスマス」というタイトルはこれまで使われていないようなので、このタイトルになったんだとか。


12月21日(火)
今日の1曲 は、モータウンを代表する男性シンガーの1人によるヒット曲……のカバー・バージョンになります。オリジナルはソロの曲ですが、今日のバージョンはデュエットになっています。

歌っているのは、ウェスト・コースト出身の男性ロックシンガーともう1人はあの女優さんなんですが。実はこのバージョンはある映画で歌われたものなんですね。

この女優の父親が監督した作品で2人が共演し、そこで歌われたものになっています。女優さんなかなか歌が上手いですね。まあだから起用したんでしょうが。

オリジナルは1979年のヒット曲。今日のバージョンは2000年の映画のサントラからのリリースでした。19時ごろに。

【Cruisin’ (2000)】
オリジナルはスモーキー・ロビンソンの1979年から翌年にかけてのヒット曲。こちらのグイネス・パルトロウとヒューイ・ルイスとのデュエットバージョンは、グイネスの父親のブルース・パルトロウが監督した映画『デュエット』の中で歌われたものです。


12月22日(水)
今日の1曲 は1960年代から今まで活躍し続けてきた、アメリカの男性シンガーソングライターのヒットアルバムからの1曲です。1980年代に入ってからの曲なのですが。

そんな人でも、レコードの評判がはかばかしくない時はあるもので、このアルバムの直近はこの人にとってそんな時期でした。そんなときに彼はアフリカの音楽に惹かれていったんですね。

このアルバムはそんな時期のもので、アフリカのミュージシャンが参加しており、このシンガーソングライターとしては新しい境地を開いたといったところで、アルバムは評判を呼び、グラミー賞も獲得するヒットとなりました。

1986年の曲です。19時ごろに。

【You Can Call Me Al (1986)】
ポール・サイモンが南アフリカのストリート・ミュージックに感化されて作り、グラミー賞も獲得した7枚目のソロ・アルバム『グレイスランド』からのシングルカット。俳優のチェビー・チェイスがサイモンの歌のパートを全て口パクしているMVで。


12月23日(木)
歌を歌っているうちに、感情がこみ上げてきて泣き声になってしまうなんてこと、あるとは思うんですが、プロのレコーディングで聴くことはあまりないですよね。

それでも、ライブなら考えられるかもしれませんが、スタジオ録音だとかなり珍しいですよね。今日の1曲 はそんな珍しい録音です。あの超有名男性シンガーの曲なんですが。

なんでも何回もテイクを録ったんですが、全てのテイクの最後のところで感極まって泣いてしまうので、最終的にプロデューサー判断でそのまま使ったということだそうです。

1980年のヒット曲です。19時ごろに。

【She’s Out of My Life (1980)】
『オフ・ザ・ウォール』アルバムから泣きのマイケル(笑)元々フランク・シナトラ用に書かれた曲でしたが、クインシー・ジョーンズが、マイケルに大人の歌を歌わせたいということで採用されたのだとか。しかしこの「ナウな男」ってのは……


12月24日(金)
今日の1曲 は2018年に94歳で亡くなったというアメリカの男性ジャズ・シンガーの歌うクリスマス・ソングです。作詞作曲もこの人らしいのですが。

もともとあの大物ジャズプレイヤーが、レコード会社からクリスマス・ソングのレコーディングをもちかけられた時に、このシンガーのことを推薦して、共演して歌うことになったらしいです。

このプレイヤーがシンガーを入れて録音した音源は数少ないのですが、そんな珍しい音源の1つとなっています。実はのちに別のアルバムでも共演しています。

1962年のレコーディングです。19時ごろに。

【Blue Xmas (To Whom It May Concern) (1962)】
ボブ・ドローはビバップ系ジャズ・シンガーで、マイルズは彼の歌を気に入っていたようです。コロンビア・レコードがオムニバスのクリスマス・アルバムを企画した時ドローを呼び、ドロー作のこの曲をレコーディングしました。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。