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「今日の1曲」2021.11.27 - 12.03

11月27日(土)
今日の1曲 は1980年代後半のヒット曲なんですけど、この曲のアーティストは1950年代から活躍している人なんですね。なので、沢山のアルバムを出していまして。

これまでに40枚以上のスタジオ・アルバムを出しているらしいんですが、この曲の入ったアルバムの時点ですでに27枚目だったというコトでございまして。

まあ、自分でレコード会社持っていたので、出すのに苦労はしなかったでしょうけどね(笑)この曲は当時人気の女性ソウル/R&Bシンガーとのコラボになっています。

1987年のヒット曲を、19時ごろに。

【Diamonds (1987)】 
ハーブ・アルパートの27枚目(!)のアルバムからのシングルは、ジャネット・ジャクソンをヴォーカルにフィーチャーしたファンキーな曲で、全米5位になるヒットとなりました。MVにアルパートは出てますが、ジャネットは結局出てこないのがご愛嬌。


11月28日(日)
今日の1曲 も1980年代後半の曲なんですが、今日の曲はあのアメリカ/イギリス男女混成のロックバンドによるヒット曲です。

1960年代後半から活動を続け、メンバー交替をしながら現在でも活動はしている人たちですが、このバンドのピークはやはり70年代後半から80年代でしたね。

そんな彼らのピークの終盤の頃の曲が今日の曲です。まあ、とはいえ、それ以降もライブ盤とかベスト盤とかも売れ続けているんですけどね。

1987年のヒット曲。19時ごろに。

【Little Lies (1987)】 
最近でも昔のアルバムが突然リバイバルしてチャート・インして話題になったりしているフリートウッド・マックですが、「これまでのところ」全米トップ10に入った最後の曲がこれでした。クリスティーン・マクヴィーと彼女の当時の夫の作品。 


11月29日(月)
今日の1曲も、イギリスのロックバンドの1980年代に出たヒット曲なんですが、こちらはいわゆるプログレとかシンフォニックロックとかいわれる系統の人たちでして。

結成は1964年ということなんで、プログレ系の中でもいわば草分けといえる人たちなんですが。ただ、今日の曲がヒットした頃には、プログレ人気も下火だったんですよね。

なので、その頃にはそのサウンドもかなりポップなものになっておりました。まあ、もともとそんなに取っつきにくい人たちではなかったですが。

1986年のヒット曲です。19時ごろに。

【Your Wildest Dreams (1986)】
ムーディ・ブルースの全米トップ10ヒット曲。アダルト・コンテンポラリー・チャートでは1位になっています。時代のせいか、シンセ・ポップ系のサウンドに変化してますね。80年代も半ばになると、面白い邦題がなくてつまんないですね(笑)



11月30日(火)
今日の1曲 も1980年代中盤のヒット曲。こちらもイギリスのグループによるナンバーです。当時人気絶頂で、この曲が3曲連続の全米No.1ヒットでした。

グループ、というか男性2人のデュオなんですが、その実態はといえば、基本1人でほぼすべて完結していたという「グループ」でした。

このグループの時代の曲、その人はあまり好きじゃないようでしたが、今日の曲については気に入っていたようで、ソロになっても歌っていたそうです。

1985年のヒット曲を。19時ごろに。

【Everything She Wants (1985)】
ワム!(実はほぼジョージ・マイケル)の全米No.1ソングでした。イギリスでは「ラスト・クリスマス」とダブルA面(古い!)で発売されたようですが、日本では違ったみたいですね。この年くらいまでは、まだ変な(?)邦題が見られますね。



12月1日(水)
今日の1曲 はフィラデルフィア・ソウルの名曲、あのヴォーカル・グループによる1974年の大ヒット曲……のカバー・バージョンなんですが。

フィリー・ソウルといえば、この曲を思い出す人も多いと思いますし、多くのアーティストがカバーしています。山下達郎もそういえばカバーしてました。

今日のバージョンを歌っているのは、イギリスのいわゆるブルー・アイド・ソウル系の男性歌手で、シングルとしてチャートインもしているようです。

2003年のリリースでした。19時ごろに。

【You Make Me Feel Brand New (2003)】
オリジナルは、もちろんザ・スタイリスティックスの1974年の大ヒットナンバー。シンプリー・レッドによるこちらのバージョンは、ビルボードのアダルト・コンテンポラリー・チャートにランクインしたんだそうです。知らんかった。 


12月2日(木)
今日の1曲 は、あの女性ソウル/R&Bシンガーの1980年代に入ってからのヒット曲です。1960年代から活躍してきた彼女の最後のメジャーなヒットとなった曲でした。

この曲は、この曲の出る少し前に亡くなった、彼女とかつて同じレーベルに所属し、デュエットアルバムをレコーディングしてもいる男性シンガーへのトリビュートソングになっています。

この曲、さらに作詞作曲とプロデュースは、同じく彼女とデュエット・ソングを出してヒットさせた別の男性シンガーによるものなんですね。

1984年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

【Missing You (1984-5)】
ダイアナ・ロスのヒット曲。作詞作曲とプロデュース、そしてバックコーラスはライオネル・リッチー。1984年に父親に撃たれて亡くなったマーヴィン・ゲイへのオマージュ・ソング。ダイアナ・ロスの全米トップ10入りした最後のシングルでもあります。



12月3日(金)
ミュージシャンがデビューして、曲がヒットしてまず狙うのは新人賞、なんてことはよくある話かとは思うのですが。時としてその人が「新人」か?というのは結構難しい問題だったりします。

今日の1曲 は1980年代中盤に登場した、のちにスーパースターとなる女性シンガーの実質的なデビュー・ヒット・シングルなのですが、その活動歴のために、新人賞にノミネートされなかったという話です。

なんでも、その前に他のアーティストとコラボして発売されたレコードがあったとかなかったとか。まあ、その後の活躍を見るとどうでもいい話にも聞こえますけどね。

1985年のヒット曲でした。19時ごろに。

【You Give Good Love (1985)】
ホイットニー・ヒューストンの1枚目のアルバムからのシングルカット。実質的なデビュー曲ですが、それ以前に別のアーティストとのコラボなどがあったため新人賞にノミネートされず論争になりました。後の大歌手もこの頃はこんな邦題(笑)



好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。