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「今日の1曲」2024.01.27 - 02.02

1月27日(土)

今日の1曲 は、1980年代前半に誕生したイギリスのニュー・ウエイヴ系の人気バンドのヒット曲の1つです。日本でも人気のグループで、色々影響も与えた人たちでした。

今日の曲は、彼らのデビュー・アルバムからのシングルのうちの最後のもので、デビュー・シングルでブレイクした勢いもあって、これも全米トップ10入りを果たしています。

デビュー・アルバムからのシングルのヒットの数なんかはビートルズ以来なんて話もあります。残念ながらビートルズほどはビッグにはなりませんでしたが。

1983年のヒット曲でした。19時ごろに。

【I’ll Tumble 4 Ya (1983)】
カルチャー・クラブの大ヒットしたファースト・アルバム『キッシング・トゥ・ビー・クレヴァー』からの5枚目のシングル。全米9位まで上るヒットでした。1枚のアルバムから3枚のトップ10シングルが生れるのはビートルズ以来だったそうです。


1月28日(日) 

今日の1曲 は、1980年代前半のアメリカのソウル/ポップ系男性シンガーによる数あるヒット曲の1つです(ソングライターでもあります)。彼の曲としては超大ヒットとは言えないかもしれませんが。

とはいえ、この曲は、この頃としては珍しくミュージック・ビデオなどは作られなかったんですが、それでも全米トップ10入りをするヒットになっています。

この曲はその内容から彼のコンサートでは、ほぼ必ず歌われるようになりました。彼についてのドキュメンタリー映画でも使われていました。

1983年のヒット曲でした。19時ごろに

【Wanna Be Startin’ Somethin’ (1983)】
マイケル・ジャクソンの『スリラー』アルバムからのシングル・カットされた曲の1つ。MVなどは作られませんでしたが、全米5位になるヒットになりました。タイトルのせいもあってかコンサートの最初に歌われることの多い曲でした。


1月29日(月)

今日の1曲 は、1980年代半ば近くに生れたアメリカの男性ポップ・デュオによるヒット曲の1つです。彼らのベスト盤に収録された(当時の)新曲の1つでした。

曲の内容としては、ハイスクールの女子生徒の悩みとか、そんなことについてなんですが、この当時は金をかけたミュージック・ビデオが全盛の時代で、この曲も御他聞に漏れず作られているんですが。

なんだかその映像が曲の内容からかなり離れて、アドベンチャー映画のシーンみたいになってるんですね。監督した人はまだ新人だったみたいなんですが、後年この当のデュオも「わけのわからない映像だった」的なことを言っていて批判的だったようです。

そんな1984年のヒット曲を、19時ごろに。

【Adult Education (1984)】
ホール&オーツのベスト盤に収録された2つの新曲のうちの1つで、シングル・カットされ全米8位のヒットになりました。ミュージック・ビデオはなにやらインディー・ジョーンズ風のセットで作られてますが、実は2人とも気に入らなかった模様。


1月30日(火)

今日の1曲 は、1980年代中盤近く、イギリスの女性シンガーによるヒット曲です。この人はコメディー俳優としても活躍した人だったようで。というか今も現役だと思いますが。

なんか結構過激なコメディエンヌぶりを発揮したりしてもいたようです。そんなわけで(?)この曲のミュージック・ビデオでも(別にそれほど過激じゃないですが)色々演技しています。

そういえば、ビデオの中で、あの大スターがいわゆるカメオ出演しているんですね。そんなことでも話題になった曲です。彼女の曲としては唯一アメリカでもトップ10入りするヒットになっています。

1983年から翌年にかけてのヒット曲でした。19時ごろに。

【They Don’t Know (1983-4)】
トレイシー・ウルマン(アルマンの方が原語には近いかも)はイギリスのコメディ女優でシンガーとしても活躍している人で、イギリスでは何曲かのヒット曲がありますが、アメリカでのヒットはこの曲だけ(全英8位)でした。MVになぜかポールが。


1月31日(水)

今日の1曲 は1980年代半ば頃、またまたではありますがイギリスのニューウェイヴ系のグループというか男性3人組によるヒット曲です。彼らの最初のメジャーなヒット曲と言っていいと思うんですが。

1980年に本格的に活動を始めたバンドで、本国イギリスよりもアメリカなどでのヒット曲の多いバンドです。イギリスでは今日の曲が唯一トップ40入りをしているだけということで。

アメリカではゴールド・ディスクになったアルバムもあるし、トップ10入りしたヒット曲も数曲あるんですけどね。まあ1990年には解散したんですけど(その後デュオとして再結成)。

1984年のヒット曲でした。19時ごろに

【Dance Hall Days (1984)】
イギリスのニュー・ウエイヴ・バンド、ワン・チャンのヒット・ナンバー。全英で21位、全米では16位でしたがダンス・チャートで1位を獲得しています。以前フアン・チャンと名乗っていた頃にレコーディングした曲の再レコーディング盤だそうです。


2月1日(木)

今日の1曲 も1980年代半ば頃のヒット曲ですが、今日の曲はアメリカの男性ソウル/R&B系シンガーによる初のソロ・シングルとなったダンサブルなナンバーです。

この人は、その前は自分のきょうだい達とファミリー・グループを結成していて、それなりの成功を収めていましたが、この曲でソロ・デビューを果たして、全米トップ10入りするヒットを生み出しました。

ヒットの背景には、ヒット映画のサントラで使われたこともあったようで、この曲以降、この人はR&Bチャートでのヒットはあるんですが、総合チャートでのメジャーなヒットは生れていません。

そんな1986年のヒット曲を、19時ごろに。

【Who’s Johnny (1986)】
グループのデバージを脱退したエル・デバージのソロ・デビュー・シングルで、映画『ショート・サーキット』のサントラで使われたこともあって、全米3位、R&Bチャートでは1位になっています。この曲の後はあまり大きなヒットには恵まていませんが。


2月2日(金)

今日の1曲のオリジナルは、1970年代の前半にフランス/アメリカ混成のバンドがパリでレコーディングしたというポップ・ロック系の曲(英語の曲ですが)でした。もともとオリジナルはその人たちのものでもなかったようですが、それはともかく。

このバンドのバージョンはアメリカやカナダでヒットしたんですが、レコード会社が倒産してバンドも解散ということになったようです。今日のバージョンはその曲の2000年代に入ってすぐに出たカバーでして。

イギリスのロック・バンドによるものですが、彼らとしてはこれまでのところ最大のヒットになっており、イギリスだけで200万枚以上を売上げたそうです。

そんな2000年のヒット曲を、19時ごろに。

【Dancing in the Moonlight (2000)】
シャーマン・ケリーという人の曲ですが、1970年代前半にキング・ハーヴェストというバンドが最初にヒットさせました。トップローダーはイギリスのロック・バンドで、このカバーはイギリスで240万枚を売り上げるヒットになりました。

好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。