「今日の1曲」2022.03.19 - 03.25
3月19日(土)
今日の1曲 も、1980年代の曲で、男性ヴォーカル2人を中心としたソフトロック系のバンドのヒット曲なのですが。
この曲、今聴いてみると、構成が何というかちょっと大げさ? なんて思わないでもありません。まあこの頃はそんな時代だったってこともあるでしょうけど。
今の特に洋楽系の曲って、割とシンプルなコード進行のループみたいなのが多いですからね。イントロも短いし。そんな時代的な対比のなせる技かも。
1981年から翌年にかけてのヒット曲。19時ごろに。
【Sweet Dreams (1981-2)】
エア・サプライのヒット・シングルで、同名のユーリズミックスの曲とは別の曲です。ほぼ1分間あるイントロとか、シンフォニックなアレンジとか、今聴くとずいぶん過剰にドラマティックな感じがしますが、まあ時代もあるんですかねえ(笑)
3月20日(日)
ロカビリーという音楽ジャンルがあります。1950年代に生れたとされていて、ロックンロールの初期の形態の1つとされ、ブルーズとカントリーのブレンドがら生れたとかどうとか言われます。
そんなロカビリーですが、1970年代終盤頃から1980年代にかけてリバイバルして、ネオロカビリーなんていう言葉も生れました。クイーンなんかもその影響を受けた曲がありますよね。
今日の1曲 はそんなネオロカビリー系のバンドの1980年代初頭に出たヒット曲です。彼らのファースト・アルバムからシングルカットされました。
1981年のヒット曲を、19時ごろに。
【Rock This Town (1981)】
ブライアン・セッツァー率いるストレイ・キャッツのファースト・アルバムからのヒット曲。アメリカのロックの殿堂が「ロックンロールを形作った500曲」の1つとして選出しているんだそうです。知らんけど。なかなか悪くない邦題ではないかと。
3月21日(月・祝)
今日の1曲 は、アメリカの男性シンガーソングライターのヒット曲なのですが、実は1980年代前半に大ヒットしたある映画のテーマ曲でして。
このシンガーソングライターは、俳優としても活動してきた人で、そのせいかどうかは知りませんが、映画音楽を多く書いたり歌ったりしているんですね。
今日の曲もそんな曲の1つで、アカデミー賞にもノミネートされたという曲です。ただ、この曲の作者はこの人ではなくて、別の人なんですけどね(笑)
1983年のヒット曲です。19時ごろに。
【It Might Be You (1983)】
シンガーソングライターのスティーブン・ビショップは俳優でもあり、数多くの映画音楽を書いたり歌ったりしています。この曲はそんな1つで、映画『トッツィー』のテーマとしてサントラに入っている曲ですが、作曲はデイヴ・グルーシンでした。
3月22日(火)
今日の1曲は、1980年代前半にいちばん活躍していたアメリカの女性シンガーのヒット曲の1つですが、この曲の作者(共作)は、当時はまだ無名だった男性シンガーソングライターでした。
この男性シンガーソングライターは元々はこの女性シンガーのためにこの曲を書いたのではなく、当時これも人気絶頂だったあのロック・グループのために書いたのでしたが、歌詞を変える変えないで揉めたとかで、結局話が流れたんだそうです。
で、それでこの曲が最初に言った女性シンガーに回ってきた、と。まあそんなようなコトだったそうです。ちなみに男性シンガーソングライターは後に自分でもこの曲を歌って大ヒットさせているんですが、それはまた別の話ということで。
1983年のヒット曲を19時ごろに。
【How Am I Supposed to Live Without You (1983)】
マイケル・ボルトンの作品(共作)で、彼が自分で歌ったバージョンも大ヒットしましたが、最初にヒットしたのは、このローラ・ブラニガンのバージョンでした。元々エア・サプライのために書かれたそうなんですけどね。
3月23日(水)
今日の1曲 も、1980年代前半の曲なんですが、曲のテーストとしては1950年代風のロックンロール調の曲です。イギリスの男性シンガーのヒット曲。
この男性シンガーが、それまでやっていたグループを解散して、ソロのロック・アーティストとしてスタートした、そのソロデビューシングルなんですけどね。
そんなロックンロールな曲ですが、ちょっと1980年代っぽい部分もあったりします。ある楽器の音なんですけどね(ただこの曲いくつかバージョンがあるみたいですが)。
1982~3年のヒット曲です。19時ごろに。
【Goody Two Shoes (1982-3)】
イギリスのロック・アーティスト、アダム・アントのソロ・デビュー・シングルで、全英1位、全米でも12位になるヒットでした。80年代的なドラムサウンドで、曲としては50年代的なロックンロールしているという、なかなか不思議なサウンド。
3月24日(木)
今日の1曲も、1980年代の曲です。サンフランシスコ出身のハードロック・バンドによるヒット曲で、この人たちは1970年代から活動していたようですが、この曲が唯一の全米トップ10入りした曲だったようです。
当時流行りのハードさがありながら、一方でポップな感じもあるという曲なんですけど、この曲のミュージック・ビデオがですね、なんというか、ちょっとキワモノっぽくて、笑えるんですよ。
まあ、よくも悪くもこの人たちの個性なんでしょうけど、こんなことしなくても曲の完成度は結構いいのになあ、なんて思ったりしながら、改めてこのMVを眺めていたのではありました。
1983年のヒット曲です。19時ごろに。
【She’s a Beauty (1983)】
チューブズはサンフランシスコ出身のロック・バンドで、1975年にデビューしましたが、この曲が彼らの唯一の全米トップ10入りを果たした曲でした。しかし、なんといいますか、フリーキーというかキワモノ的なミュージック・ビデオですなあ。
3月25日(金)
ある人(グループ)のために書かれたはずの曲が、その通りにはならず、別の人やバンドが歌ってヒットする、なんて話はよくあることで、ここで紹介する曲にも結構多いと思うんですが。
今日の1曲 もそんな曲でして、1980年代前半の大物カントリー・シンガー2人のデュエット曲なんですが。実は元々この曲はあのモータウンの男性シンガーのために書かれたものだったそうです。
で、曲を書いたのは、当時人気絶頂だったあのイギリスのグループの人たちだったということなんですね。後に自分たちでも歌ってもいますけど。
そんな1983年から翌年にかけてのヒット曲を19時ごろに。
【Islands in the Stream (1983-4)】
ケニー・ロジャーズとドリー・パートンのデュエットによる曲で、200万枚以上売上げる大ヒットになりました。作詞作曲はビージーズの3人で、元々マーヴィン・ゲイのために書かれたR&Bの曲だったそうです。曲の運命にも色々ありますねえ。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。