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「今日の1曲」 2021.07.24 - 07.30

7月24日(土)
今日の1曲 は、日本のロックバンドの曲です。2016年から活動してるそうなんですが。最近出たアルバムからの曲てす。

ロックと書きましたが、サウンド的にはR&Bとかの影響の強い人たちです。ファレル・ウィリアムズが好きとかインタビューで言ってました。

そして、バンドといっても、フロントマンの男性シンガーソングライターを中心にしたプロジェクト的性格が強いようですけどね。

今年放映されたテレビドラマ・シリーズのエンディング曲でもありました。19時ごろに。

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【CHAIN (2021)】
Nulbarich(ナルバリッチ)は2016年に結成された、シンガーソングライターJQを中心としたバンドです。英語と日本語を織り交ぜた歌詞の曲が特徴。今年4月に出たアルバムから、テレビドラマ『珈琲いかがでしょう』のエンディング・テーマとなった曲を。


7月25日(日)
今日の1曲 は1980年代のアメリカン・ロックのヒット曲です。女性2人が中心のあのバンド、といえばまあすぐに分かってしまうでしょうね。今も現役のあの人たちです。

1970年代から活躍していたバンドですが、80年代前半はややスランプで、その後外部のソングライターなどを入れたりしてよりコマーシャルなサウンドで復活したという、そんな時期の曲です。

そんな売れ線狙いの路線については、2人にとっては色々と複雑な思いもあったようですが、ともあれこの時期がこのバンドの最盛期であったのも間違いないわけですね。

そんな1985年から翌年にかけてのヒット曲を、19時ごろに。

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【Never (1985ー6)】
ハートの8枚目のアルバム『ハート』からのシングルカットで、全米4位にまで上るヒットとなった曲です。MTVとかでこのミュージック・ヴィデオはよく流れていましたねえ。私のことが好きなら逃げてないでさっさと言いなさいよ、という歌です(笑)


7月26日(月)
あるバンドが別のバンドの曲をカバーする。そういう例はたくさんあって、別に珍しいことでもなんでもないんですよね。ビートルズだってカバーたくさん歌ってたし。

今日の1曲 もそんなカバーバージョンではあるのですが、ただ今日のバンドに限っていえば、なかなか気合が入っているというか、こだわってる感じでして。

そもそもがロックの殿堂入りした人気バンドであるにもかかわらず、カバーしたのがディスコ時代を盛り上げたあのバンドの曲で、しかも1曲だけじゃなくて、それでアルバムを作ってしまったという。

そんなつい最近出たばかりのバージョンを、19時ごろに。

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【You Should Be Dancing (2021)】
ザ・ディー・ジーズ(The Dee Gees)はフー・ファイターズの「分身」のディスコ・カバー・バンドだそうで、7月にそちらの名義でアルバムを限定発売しましたが、その中の1曲。本家ビー・ジーズの1976年の全米No.1ソングのカバーをどうぞ。


7月27日(火)
今日の1曲 はまた1980年代に戻ります。80年代後半にいちばん活躍したイギリスのロックバンド(今も活動していますけどね)のヒット・ナンバー。

結成は70年代後半で、ある有名ロックバンドを脱退した男性シンガーのソロプロジェクトのようなものでしたが、メンバー交替を繰り返して、80年代後半に全盛期を迎えたというバンドです。

今日の曲もそんな彼らの全盛期に出た大ヒットアルバムからのシングルカットです。アルバムは現在までに1000万枚以上売れたそうです。この曲自体も大ヒットしましたね。

1988年のヒット曲を、19時ごろに。

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【Is This Love (1988)】
ホワイトスネイクは、ディープ・パープルを脱退したデヴィッド・カヴァーデールのソロプロジェクト的な色彩の強いバンドでしたが、その後アメリカ進出をめざした1987年のアルバムが大ヒット。シングルカットされたこの曲も全米2位となりました。


7月28日(水)
今日の1曲 も1980年代後半の曲ですが、今日のはあの男性シンガーのヒット曲です。いわゆるパワーポップ系のヒット曲を自分で歌ったり、他のアーティストにも提供している人。

今日の曲は、(当時としても)ちょっとノスタルジックな線を狙った曲調で、歌詞の中にラジオで流れる1960年代のヒット曲のタイトルが使われていたりします。

また、この曲のミュージック・ビデオではその時代のことを描いたあの映画のことを思わせるシーンなんかも出てきたりします。

1988年のヒット曲を、19時ごろに。

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【Make Me Lose Control (1988)】
エリック・カルメンのヒット曲で、アルバムからのシングルカットではなく、単独でレコーティングされましたが、全米3位になりました。映画『アメリカン・グラフィティ』を思わせるような作りのミュージック・ビデオになっています。


7月29日(木)
今日の1曲 は、元々はあのアメリカのスター男性シンガーソングライター/マルチ・インストルメンタリストが書いた曲で、そのカバー・バージョンなのですが

歌っているのは、アメリカの人ではなく、アイルランド出身の女性シンガーでした。アメリカを含めた世界的なヒットとなり、彼女の代表曲になりました。

この曲のミュージック・ビデオでは、ほぼ全編にわたり彼女の顔のクロースアップのショットが使われており、そちらでも話題になりました。

1990年のヒット曲です。19時ごろに。

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【Nothing Compares 2 U (1990)】
オリジナルはプリンスが自らのプロジェクト、ザ・ファミリーのために書いた曲。アイルランドのシンガー、シネイド・オコナーのカバーが世界的ヒットになりました。ミュージック・ビデオもMTV Video Music Awards で最優秀賞を獲っています。


7月30日(金)
今日の1曲 はまた1960年代に戻って、その後半に出たヒット曲です。歌われている題材はアメリカの有名なならず者カップルのことなんですが、歌っているのはイギリス人の男性シンガーです。

ちょうど、その頃この2人のことをテーマにした有名な映画が(当時はかなり論議を巻き起したようですが)作られたりもしていました。いわゆるアメリカン・ニュー・シネマですね。

この曲は、その映画とは直接は関係ないのですが、ヒットするのにはたぶん助けになったのでしょうね。歌っている人もその映画を観てからレコーディングしたそうです。

1968年のヒット曲を、19時ごろに。

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【The Ballade of Bonnie and Clyde (1968)】
イギリス人シンガーでピアニストのジョージー・フェイムのヒット曲で、全英1位、全米でも7位になっています。ボニーとクライドを描いた有名な映画『俺たちに明日はない』が世に出た直後にレコーディングされたのだそうです。


好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。