「今日の1曲」2022.03.26 - 04.01
3月26日(土)
今日の1曲 は、ジャズのスタンダードといってもいい曲なんですが、古いミュージカルからの曲ではなく、モダンジャズ時代の曲ですけどね。昔の曲って作者がはっきりしないものもあるんですが。
この曲は、一応、モダンジャズの大物アーティストの作だといわれています。いるんですけど、実は別の人の作品だという説もあり、良くわからないんですね。
まあ、そんな曲なんですが、短いマイナーの(?)ブルーズの変形みたいな曲でございます。今日はその大物アーティストの弟子みたいな人たちのライブの演奏で。
1990年に行われたジャズフェスでの演奏です。19時ごろに。
【Solar (1990)】
マイルズ・デイヴィスが書いたってことになっていて、彼の墓にも刻まれている曲ですが、人の曲をパクったとか盗んだとかともいわれたりしてます。ともあれ、このハービー、メセニー、デジョネット、ホランドによるジャズフェスでの演奏は素晴しいですよ。
3月27日(日)
今日の1曲 は、今も続いている(役者は代わってますが)あのシリーズ映画の1980年代の作品の主題歌です。昨年も最新作が出ましたね。まあ、そんな映画はあまりないわけですが。
当時はまだ主役は2代目でしたかね。今何代目でしたっけね?そこらへんももうよくわからなくなって来てますが(←おまえだけだ)
で、曲のほうですが、1980年代といえば、ニューウェイヴというわけで、当時人気のあったその系統のバンドによるものでした。思惑通り(?)全米No.1となるヒットでございました。
1985年のヒット曲を、19時ごろに。
【A View to a Kill (1985)】
デュラン・デュランによる、ロジャー・ムーア主演の最後のボンド映画となった『007/美しき獲物たち』の主題歌。曲はデュラン・デュランと映画の音楽担当のジョン・バリーとの共作ということになっています。全米1位を獲得したヒット曲。
3月28日(月)
今日の1曲 も、1980年代に人気のあったニューウェイヴ・ポップ系のバンドのヒット曲の1つです。まあ当時のニューウェイヴといっても色々なバンドがあるわけですが。
今日の人たちも昨日同様イギリスのバンドでして、アメリカでの人気もあり、いわゆる第2次ブリティッシュ・インヴェイジョンに関わるバンドとして記憶されていますね。
今日の曲は彼らの3枚目のアルバムからのシングルカットで、イギリスよりもアメリカで人気のあった曲です。なんだかカラフルではあるもののややキッチュな感じのMVでございました。まあ、そういうの多かったですけどね。
1985年のヒット曲です。19時ごろに。
【Be Near Me (1985)】
ABCはイギリスのニューウェイヴ系のバンドで、1980年から途中中断はあったものの、現在まで活動を続けています。この曲は彼らの3枚目のアルバムからのシングルで、本国イギリスよりアメリカでの方がチャート的に成功した(全米9位)という曲です。
3月29日(火)
アーティストがレーベルを移籍するなんて話はときどき聞きますけど、どういう理由かは色々なんだろうと思います。そもそも売れないとか、意見が合わないとか、長い付合いで煮詰ってしまったとか。
今日の1曲 を歌った女性シンガーは、山ほどヒット曲のある人なので、売れないってことはなかったと思いますが、まあ煮詰っていたんですかねえ。
モータウンというレーベルを離れて、1980年代初頭に移籍をしました。その移籍後の最初のシングルが今日の曲です。1950年代のロックンロール・ヒットのカバーでした。
1982年のヒット曲でした。19時ごろに。
【Why Do Fools Fall in Love (1982)】
ダイアナ・ロスがモータウンを離れて、RCAレーベルに移籍して最初の同名のアルバムからの最初のシングルカットがこの曲でした。オリジナルは、フランキー・ライモン&ザ・ティーネイジャーズというグループの1950年代のヒット曲でした。
3月30日(水)
今日の1曲 はまたまた1980年代前半のヒット曲なのですが、今日の曲は1970年代からソロで活躍するアメリカの男性ロック・シンガーソングライターの曲です。
この曲は、当時のアメリカの青春映画のサントラのために書かれた曲でした。映画のヒットとともにこの曲もヒットしたということですね。
このシンガーソングライターの曲の中で、最もチャート的に成功した曲なのだそうで、全米7位まで上るヒットとなりました。トップ10に入ったのは(これまでのところ)この曲が最後でもあるんですけどね。
1982年のヒット曲を、19時ごろに。
【Somebody’s Baby (1982)】
ショーン・ペンやフィービ・ケイツ(懐かしい 笑)他が出演しヒットしたアメリカの青春映画『初体験/リッジモント・ハイ』のサントラのためにレコーディングされた曲。ジャクソン・ブラウンとギターでも参加しているダニー・コーチマーとの共作。
3月31日(木)
春ですねー。年度末ですねえ。いろんなことを卒業して、次のステップを踏出す人の多い時期でもありますね。今日の1曲 は、あるソウル/R&Bグループの1980年代に入ってからのヒット曲なんですが。
実はそのグループのリード・ヴォーカリストなどを務める中心人物がソロ・アーティストとして独立する、その前の最後の曲になったという「卒業記念」(?)のようなナンバーです。
その後、この男性アーティストは、ソロになってからもヒット曲を量産し、1980年代を代表するスター・ミュージシャンの1人となりました。
そんな1982年のヒット曲を、19時ごろに。
【Oh No (1982)】
コモドアーズの曲で、作詞作曲とリード・ヴォーカルはライオネル・リッチー。いかにもコモドアーズらしいバラード・ナンバーで、全米4位となるヒットになりましたが、これがリッチーが独立してソロとなる前の、彼らの最後のヒット曲となりました。
4月1日(金)
今日の1曲 はとくに1980年代に人気のあった、アメリカの女性カントリー・ポップ系のシンガーソングライターによるヒット曲の1つです。彼女がブレイクした3枚目のアルバムからのシングル。
前にもこのシンガーの曲を紹介しましたけど、その時はわりとコミカルなミュージック・ビデオのついた曲だったと思うのですが、今日の曲は静かなバラードソングです。
元々彼女が1970年代に所属していたバンドで最初にレコーディングした曲の再レコーディングだったようですが、全米カントリー・チャートとアダルト・コンテンポラリー・チャートの両方で1位を獲得するヒットでした。
1982年のヒット曲を、19時ごろに。
【The Sweetest Thing (I’ve Ever Known) (1982)】
1980年代人気のあったカントリー・シンガー、ジュース・ニュートンのシングル。彼女が70年代に参加していたバンドでレコーディングしたバラードのセルフカバーでした。全米チャートに40週以上チャートインしたロングセラー。
好きな音楽を紹介したり、演奏したり、音楽をテーマにした笑えるショートフィクションを書いています。ジャムセッションが好きなので、そのネタが多いです。